2014年4月9日水曜日

すべては雲の中

前回のエントリーでも書いたけど、整理整頓ができない僕。
パソコンの中もまったく整理できないのでファイルもフォルダもどっ散らかる。

そこで今はファイルのほとんどをクラウド上に保管しています。
クラウド上に保管することで、いくつか問題点が解決できます。

・複数のPC、スマートフォン、タブレットなどマルチプラットフォーム上でファイルが利用できる
・どのパソコンに、どのプラットフォーム上にファイルを保管したかわからなくなったり探す必要がなくなる
・CamScannerやEvernoteなどのサービスを利用すればファイルの検索も早い

ハードウェアに依存しない保管環境に保存することで、ファイルを持ち歩くことも、保存する場所に困ることもありません。

おかげで、パソコンのマイドキュメントや書類フォルダに保存するということがほとんどなくなりました。

今は様々なクラウドサービスがあります。
Dropbox
Google Drive
Box
Evernote
One Drive  etc.
それぞれに特徴があり、一長一短、制限もあります。
制限なく使おうとすれば、お金を払えばどれも基本的に制限なく使えるようになります。

タダで使える物などひとつもない

だれもがスマートフォンを持ち、タブレットを持ち、自分の気付かない場所でクラウドを誰もが使う時代。
LINEをやってる人も多いことでしょう。
FacebookやTwitterなどのSNSを利用している人もたくさん。
gmailなどのGoogleのサービスを利用している人、無料のアプリを使ってサービスを利用している人。
ほぼ全員ではないでしょうか。

しかし、この世に「タダ」のものはありません。
必ず等価となる代償を支払っています。
それは個人の情報。

何を検索しているのか
何を欲しがっているのか
何処に住んでいるのか
どこまで通勤しているのか
月にどれだけ課金にお金を使うのか
趣味はなんなのか
恋人は、家族はどんな人なのか
クレジットカードは何を使っているのか
どんな仕事をしているのか
今日はなにを食べたのか
今日はどのルートを何歩歩いたのかまで。

あなたが今手元で操っているスマートフォン、PC、タブレット、そこでやることすべてがクラウド上にビッグデータとして蓄積され、それが時には売られ、ターゲティング広告の材料にされ、時には悪用されるのです。

最近はテレビCMで「ビッグデータで、スマートなシステム作り」と謳う企業もありますが、そのビッグデータこそ、こうして無料サービスを使うことによって集められたデータが利用されています。

クラウドサービスを利用する人は、そのことをきちんと肝に銘じて利用しなくてはならないと思います。

それにしても便利な世の中ですな。



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