2013年3月29日金曜日

新人の入社準備

3月も今週で終わりですね。
来週からはいよいようちも1名新卒の新人が入ってきます。
新卒採用の予定ではなかったのですが(笑)。

WEB関連の技術経験者を募っていたのですが、これといった人がいなくて、最終的に究極の選択で新卒の彼女にしました。

理由は人としての常識的な礼儀作法、受け答えが一番きちんとわきまえていたこと、社会人としてまだ真っ白の状態で、これから教えていけば成長できる伸びしろがあること、それと大学での専攻研究の内容が決め手でした。

大学では生体分子機能という、とてもとても難しいミクロの世界の研究をしていたそうです。
印刷会社と関係あるの?かというと、まったく関係ありません。
研究内容ではなく、そういったいわば難しい研究を大学の4年間で覚えて研究をしていたという吸収の良さと応用への対応力を買いました。

これからまったく経験のないデザインとWEBの仕事をしてもらうわけで、覚えることがたくさんあります。
印刷、紙、インキ、デザイン、組み版、WEB言語、illustrator、Photoshop、DreamWeaverもろもろ。
そういったことをきちんと理解して実践できるポテンシャルがあると思ったわけです。

、、、なんて、えらそうなことを書いておきながら教えなくてはならないのは僕(笑)。
どうすりゃいいのかわかんないけど、ひとつひとつこれから教えていかなくては。。。

そのための準備を今週はしています。
Macの環境、参考書等。。。

自宅から印刷、デザインの参考書をどっさり持ってきました。
基本は自分で覚えろですが、まずはいろいろベース部分を教えなくてはならない。

教えるのは苦手なんですが(笑)

2013年3月26日火曜日

音痩せという意味

今回のCD作りで192kHzという高音質で録ってみて気づいた。

バウンスでmp3に変換すると「音痩せ」する。

最終的に音楽はCD音質に音質を下げることになるのですが、パソコンやiTunesで誰もが聴ける、ファイルサイズの小さいmp3に変換すると全体的に低音部のニュアンスが損なわれてしまいます。

そのことは知っていたけど、今回自分でやってみて初めてそれを実感しました。
全体的な迫力、歪んだギターの厚みがなくなってしまう。

バウンス前の調整で低音部をもう少し強調して派手すぎるくらいがいいみたい。

まだまだ勉強です。。

2013年3月25日月曜日

192kHzの衝撃

ここんとこずっとレコーディングに時間を費やしているので、その他のネタがないです(笑)。

パソコンで録音をするときに必要な基本構成があります。
・パソコン(当たり前w)
・DAW(レコーディング用ソフト。Protools、Logic、Cubaseなど)
・オーディオインターフェイス(パソコンに楽器をつなげる入り口)
基本は以上です。
パソコンは音質をよくするためにはそれなりのスペックが要求されます。
特にCPUの処理速度とメモリー量はある程度必要で、僕も今持っているMacBookProのメモリーをこれを機に8GBに増やしました(これでも不安なくらいです)。

DAWは変な話、MacについているGaragebandなんかでもできないことはないですが、プリセットされているエフェクト類や音源の種類や編集の自由度を考えるとProToolsやLogic Studioなどそれなりのものが必要です。

で、オーディオインターフェイス。これが音質の鍵を握ります。
通常安いタイプですと24bit、96kHzくらいまでが標準です。
CDの音質が16bit、44.1kHzですから、それに比べればいい方なのですが、実際にはCD音質にはまだまだ遠いものがありました。
ちなみにビットレートは音のダイナミックレンジを表します。ビット数が多いほど音の強弱の解像度が上がります。
周波数はサンプリング周波数といって、1秒間にどれだけの情報量で記録するかです。
もちろん周波数が上がるほど音質は向上していきます。

今回は1曲、現時点でうちの最高品質である24bit/192kHzで1曲録音してみました。
いつもは24bit、96kHzです。その前のMTRという専用のレコーディングマシンを使っていたときは24bit、48kHzでした。

結果はびっくりするほど歴然でした。
悩みだった音の艶やキラメキ感がすっきり解消され、曇りが取れたというか、音像がはっきりしました。
ちなみに今回はサザンの「希望の轍」と録りましたが、イントロのCPの音やテレキャスのストロークのキラメキ感がハッキリしています。
96kHzまでの周波数で悩みの種だった「音の埋もれ」もなく、それぞれの音がはっきりた定位で聞こえてきます。
これまで3曲ほどボーカル入れまで終わっていて、それをミックスダウンしてデモ版として聞いていますが、「希望の轍」だけまったく別物に仕上がってしまいました(笑)。
他の曲も192kHzでもう一度録り直したい気持ちもありますが、今回はこのままで(笑)。

ただ、新たな悩みも。
解像度がはっきりしたことで、今まで聞こえなかった演奏のミスやヨレがはっきりわかります(笑)。
それとパソコンが時々バッファーオーバーしてしまい、止まってしまうことが。
一応不要なテイクなどを削除したりバッファーサイズを都度増やしたりして対処していますが、スペック的にかなり綱渡りなんでしょうね。。。

でもこんなに音質が違ったとは。。。
おじさん、カルチャーショックです(笑)。


2013年3月22日金曜日

「ガラスの仮面」がギャグアニメ化決定!

その名も「ガラスの仮面ですが」!
ほんとにいいんですか、美内先生!!!

まあすでにあの目の大きさ、驚愕したときの白目、現代ではギャグの域だと思いますが(笑)。


公式サイトはこちら
http://garasunokamendesuga.ponycanyon.co.jp/

これ、僕が小学生の時に連載開始だったんだよ。。。。
まだ続いてること自体びっくり。。

2013年3月21日木曜日

テレキャスターはやっぱりいい!

楽器屋の閉店セールで半額にて手に入れたFender Telecasterですが、これが意外に役に立ってる、というか、お気に入り。

音の粒立ちがよくてリズムを刻んでも音が埋もれない。
今回のCDでは4曲作ったけど、すべてリズムはテレキャスを使ってます。
リードはレスポール。
ストラトの出番がありません(笑)
いきものがかりでも本物はストラトが使われてますが、テレキャスとレスポールを使いました。
若干音の太い仕上がりになったけど。

元々テレキャスは大好きなんだけど、ここまで出番があるとは想定はしてませんでした。

とにかくテレキャスでリズムを刻むのが楽しい、気持ちいい。

見直しました、テレキャスター。

音楽って楽しい。

2013年3月19日火曜日

おっさんのノスタルジー

この歳になって再び音楽熱が再燃してるわけですが、よくよく考えれば世のオヤジバンドブームは僕らの世代くらいからなんですよね(笑)。

僕らが高校生の頃は、世はバンドブーム。
特に九州はバンド全盛で各レコード会社のスカウトマンたちはわざわざ九州まで才能を発掘しに来てたくらいですから。

そんな時代の若者が今はこんなおっさんに(笑)。
でもあの頃が一番輝いていたのかもしれません。
だからみんなあの頃に戻ろうとするのでしょう。

あの頃、音楽に夢中になっててよかったなと思います。
今こうしてキャンプで歌うことも、CDを作ることもできるのですから。

僕にできることがあってよかったなと思います。

喜びを歌にすることもできる。
悲しみを歌にすることもできる。
好きな人に歌うこともできる。
平和を叫ぶこともできる。

僕とギターと音楽。
人はただのノスタルジーだと言うかもしれない。
いいじゃない、輝けるものがあるんだから。

輝いてみろってんだ(笑)

人生はロックンロール。
バロックで終わるつもりはない。

2013年3月15日金曜日

新卒採用

東京支店に1名、4月から新人が入社することになりました。
めずらしく新卒です。

実際は技術的職種で経験者を募集していたのですが、結局これといった人がいなくて、最終的に彼女を選びました。

必要としていた人材は経験者で営業も兼務できる人。

技術はバリバリに持っているけど人間的に問題のある人。社会経験10年以上。
技術は多少あるけど人とコミュニケーションを取るのができない人。社会経験ゼロ。
技術はないけど考えがしっかりしていて頭の回転も速い人。新卒社会経験ゼロ。

どうしてもこの中から選ばなければならないとすれば、僕は3番目を選びます。
保守的な考えではありますが、人間的に問題のある人(これまでの経歴や趣味に至るまで)は社内に入ってくると問題が起きやすく、社内の人間関係も作りにくいので社内にも影響を及ぼします。
コミュニケーションを取ることができない人は、営業に出ても大丈夫か聞いたところ、人と接するのが苦手なので内勤を希望と言った。
社外でコミュニケーションを取れない人は社内でも同じです。
特に社内で情報交換などができなければスムーズな伝達もできないし、知らないところで問題やクレームが起きる可能性が大なのです。

そう考えるとまったく経験はないけどシャキッとしてて頭の回転もよく、的確に考え判断のできる人は貴重な人材です。
経験はこれから積めばいい。それに耐えうる人ならこれから伸びていきます。

僕が最初の面接を全員行ったのですが、最終的にこの中から選ぶならこの人、と決めました。
まあ採用を決定するのは社長ですがね(笑)。

工学部出身でミクロの世界の応用技術を研究していた彼女。研究内容を見たら、ものすごいことを研究していて、それこそ一流企業の研究所などに勤めた方がよほど経験を生かせると思いました。
なぜこのような印刷会社を希望したのかはよくわかりませんが、せっかくの縁ですからがんばって成長して欲しいものです。

新しい仲間が増える。
うれしいし楽しみなことです。

2013年3月12日火曜日

秋葉原の美味しいラーメン屋、細麦(つむぎ)

会社の近くにある古びたビル。
そのひっそりとした地下の一番奥にあるラーメン屋。

いつも気になりながらもスルーしていたんだけど、今夜は入ってみた。

どれも美味しそうなんだけど、つけ麺フリークの僕はつけ麺を注文。

化学調味料を一切使わない鶏ガラ鰹の醤油味。
麺は香川県産の小麦100%。

なんと、メチャ美味しかった!
最近は魚介豚骨のドロっとしたスープが多い中、アッサリながらもしっかり味のあるスープで飽きがこない。
ここは気に入った!

僕の大好きな青島食堂も同じような醤油味。
どちらも飽きない美味しさ。

久しぶりに「また食べたい!」と思えるお店でした。

ごちそうさまでした!

No Sight, But On Sight!!

昨夜は貴重な体験でした。

ずっと行こう行こうと思ってて参加できなかった、視覚障害者のボルダリングミーティングにようやく参加させてもらいました。

知的障害、身体障害の経験はあるけど、視覚障害の世界は僕にとってもまだよく知らない世界です。
どんなことが起きるのか、ワクワクでした。

誘ってくれた友達よりも先にジムに到着した僕は知らない人だらけの中でどうしていいかわからず、今日のプログラムもわかってないままウォーミングアップ。
僕はすでに本番は始まってると思っていたので、スロースタートしながらもそのまま登り続け、いつの間にか夢中になって登っていました。

そうしているうちに全員集合がかかり、これからグループに分かれて登ってもらうという話。
すでに僕の腕はパンパン状態(笑)。

グループは5名程度ずつに別れ、僕のグループには視覚障害を持つクライマーが2名。
僕は初めてだったので、それぞれのペアを後ろから見ながら声をかけたり会話したりしてました。

わかってはいたけど、実際に目の前で登る視覚障害者のムーヴ(壁での動き)はすごい!
見えないはずなのに、まるで見えているかのようにスムーズなムーヴで果敢に攻めていく。
実際、僕なんかが(腕もパンパンでしたが)クリアできなかった課題もすんなりクリアして脱帽。

パートナーをしていた正眼の方とも知り合いになり、いろいろ声のかけ方など教えてもらいました。

もうひとつびっくりしたのは、正眼の人が登っているのを下から応援している時も、まるで見えているかのようにイメージをつかみ、「ガンバ!」と声をかけていたことでした。

人は五感のひとつが欠けると他がカバーするようになると言われるけど、まさにその通りでした。
視覚障害の人に声をかけ、逆に僕らが声をかけられる。
もう僕らは視覚障害者の補助ではない。
一緒に登っているパートナーとして、一緒に楽しんでいた。

どんなスポーツもユニバーサルな環境は作れる。
それをあらためて実感したエキサイティングは体験でした。

今回誘ってくれたたみーにも感謝。
ちーこも僕が来るというのでちょっとだけ顔を出してくれました。
そして新しいつながりもできました。
また来ます!

2013年3月10日日曜日

東日本大震災から2年

東日本大震災から2年が経ちました。
あの日、僕は日比谷線に乗っていました。
電車が小伝馬町の手前、駅と駅の間で急停車。
車内には地震の信号をキャッチしたため停車したと放送が流れ、その直後に鈍く大きな揺れが電車を襲いました。
地下であったため、それほどひどい地震という実感はなく、みんな落ち着いた様子でしたが、携帯の電波が届かないため、情報がなく、みんな静かに座っていました。

しばらくして携帯の電波がわずかに入り、ニュースに「仙台で7mの津波」という文字が目に入ってきました。
思わずそれを僕はつぶやいたのですが、そこで車内が初めてざわめき始めました。

しばらくして電車は動きだし、次の小伝馬町で乗客を降ろしたら運休になるとアナウンスがあり、全員小伝馬町で降りました。

何もなかったかのように地上へ向かい歩き出す人の群れ。
僕もその中に混ざって地上へ出ました。

そこはビルから逃げ出した人々が道路を埋め尽くし、車も走っていない状態という信じがたい光景でした。
町自体はいつもと変わらない光景。
でも避難した群衆から、どれだけ大きな地震だったかは感じ取ることができました。

会社までは歩いて5分。
人混みを分けながら急ぎ足で会社の前まで戻ると、支店長がそこに立っていました。
支店長もちょうど会社に戻りエレベーターに乗って上昇中に地震が発生、エレベーターが緊急停止したため上まで行けず、空きテナントである途中階でドアが開いたのでそこのベランダから緊急脱出用はしごで下まで下りてきていました。

会社にいた人たちが心配なので、とりあえず非常階段を10階まで上りました。
普段締まっている非常ドアは鍵が開いていました。
そこを開けると、社内は信じがたい状態になっていたのです。
ビルの最上階のため揺れが激しく、鉄のキャビネットはすべて倒れ、コピー機は移動し、ガラスも割れていました。

とにかく誰か下敷きになっていないかキャビネットの下などを調べ、誰もいなかったためどこかに避難したんだということがわかった時はホッとしました。
携帯はまったく通じない。
PCは動いていたため情報を集めようと開いたら、PCのメールに、「近くの避難広場にいる」とメールが入っていました。

ちょうどそのとき、携帯のテレビから仙台の海岸線を巨大な津波がのみ込んでいく様子が映し出されたのです。
震災からしばらく経った春、僕らは仲間と石巻へ向かいました。
被災地の支援と、障がい者の施設慰問の旅。

そしてあの惨状を目にすることになります。

あれから2年経ちました。
被災地へは結局1度しか行くことができず、今は少しずつ貯まったお金を被災地へ向けて募金することくらいしかできません。

原発事故でふるさとを失った人もいます。

復興はまだまだです。

東北が1日でも早く復興を遂げ、みんなの笑顔が戻るまで、支援は続けたいと思います。
だから希望を捨てず、共に前を向いて歩きましょう。上を向いて歩きましょう。
僕も必ずまた行きます。

1日も早い復興を願って
今日という日が、未来への希望の新たな節目となることを願って。

2013年3月6日水曜日

山に行きたい

昨年久しぶりに単独行を再開してから、山に行きたい気持ちがいつも渦巻いてます。

仲間と行くのも楽しい。
でも一人で自然の中に身を置くのもすごくいい。
なんだろう、いろんなことを考えることがここ1ねんは多くて、きっとそんなことも自分を単独行に掻き立てたんだと思います。

昨年の単独富士は本当に得たものが大きかったし、久しぶりの自分の可能性に改めて気付いたものでした。
人がほとんどいないオフシーズンの山頂。
静かで風の音と自分の歩く足音しか聞こえない世界。しかも日本で一番高い場所。
それが時々寂しくも、そこからくる恐怖感も少しあったりして、なんとも言いようのない、まるで宇宙に浮かぶ惑星のひとつに辿り着いたような錯覚にも陥りました。

仲間の登山家が言う「宇宙とつながる」という意味がわかる気がします。

あれから久しぶりに山に取り憑かれました。
あの後に行った冬の八ヶ岳では今度は自然の無情さも思い知らされました。

今年、引き続き山に入ろうと思います。
一人の時は、一人の過ごし方を。
二人の時は、二人の過ごし方を。

2013年3月5日火曜日

これもある意味「構造化」w

真夜中。

ガタ・・

ゴト・・・

ゴソゴソ・・・


・・・ズズズズ・・・・

突然思い立つと止まらないADHDの習性w

デスク周りを整理した。
音楽を作る環境にするため、17インチMacBookProをどかしてProToolsがインストールされている15インチMacBookProに置き換え、死んでいた22インチシネマディスプレイをつなげて復活させた。

ドカンと鎮座していたMTR、2488neoを撤去し、音源ユニットも撤去。
シンセを置いて、あとはオーディオインターフェイスのAKAI EIE Proを接続。
一部プリアンプは使うけど、ProToolsに移行したおかげでシステム構成がシンプルになった。

音楽を作る時は音楽専用の構成に変更する。
こうしないとADHDの僕は集中できないのです。

これもまさに構造化(笑)。

でもこうすることでやる気が起きるし、集中できます。

ほんと、面倒くさい奴です(笑)。

でもほんとの自分に出会えたからこそ、対処の仕方がわかった訳ですから、感謝しなくちゃね。

・・なにに?

2013年3月4日月曜日

不満分子を増やさない

今日は仕事が山積みで長期戦突入。
珍しく会社でカップラーメンすすってます(笑)。

この不景気で業界が冷え込む中、多分に漏れずうちも売り上げは苦戦してます。
一番大きなマーケットを持つ東京支店は当然ながら攻撃の的であり、本社からもやんややんやと言われ、営業管理など締め付けも厳しくなる一方。

一般企業に勤めていると、こういう事態は必ずあります。
そのときに試されるのが、トップの舵取りです。

売り上げが低迷すると会社がやることは、まず経費削減。
一時的にでも粗利をできるだけ確保しようとする手っ取り早い方法です。
これを機に会社内の無駄を見つけて効率化を図るという意味では、いい機会です。
必ずしもこれがいい方法とは限りませんが。
短期でその場しのぎの粗利を増やそうとするだけで、長期的に見るとなんの未来もありません。

次に行うのが営業管理 ←うちはいまここ
営業の行動を細かく管理します。
その日の行き先予定、時間、内容、結果等々・・
そして朝から夕方までとにかく外へ出て、1件でも多く回れと号令がかかります。
これはつまり、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」戦法です。
運がよければ1発当たるかもしれない。
でもその確率に比べて効率は非常に悪いものです。
「とにかくどっかから注文もらえ」という、これもその場しのぎの短期的戦法。

ちなみにうちの支店が怠けてるとか動きが悪いとか、そういうことはありません。
逆に効率を考えて、個々がしっかり動いていると思います(たぶん)。

では、売り上げがなぜ上がらないのか?
僕の管理責任?そう言われれば身もふたもありませんが(笑)。
ならばトップを代えてもらえばいいだけで、それで売り上げが上がるなら僕も賛成です。
ちなみに僕の前に東京を管理してたのは現社長。
特に大きな売り上げ増はそのときもありませんでした。

そうなってくると頼みの綱、というか試されてるのは僕の手腕。
手腕?そんなのありませんよ。
僕はみんなが楽しく仕事できるように心がけて、適切な舵取りをするだけ。
あとは僕の背中を見せるだけです。

基本的にガチガチに社員を縛るのは反対です。
これまでもそれでいい結果が出た試しがありません。
増えるのは売り上げでなく不満ばかり。

会社というのは、不満分子が増えると一気に社内のムードが悪くなります。
不満の空気が伝播して、全体の士気が低下してしまうのです。
僕はこの根本の精神部分が重要だと思います。
みんながリラックスして笑顔で楽しく仕事できれば、それは必ず結果につながります。

今、東京支店は個々の仕事でなく、全体の仕事として捕らえ、誰かの仕事とか関係なく協力して解決していく体制に向けています。
そうすることで一人で抱え込んだりすることなく、雑談でも困ったことやわからないことを相談できるようにしています。
これで1ヶ月後に結果が出るのか? いや、それは出ません。
でも長期的に進めていけば、継続的な効率につながります。

せっかく出会った仲間。
だったらもっと絆を大切にして、みんながハッピーになれる会社作りをした方が僕はいいと思っています。

2013年3月3日日曜日

新しいシンセ(20年ぶりの浦島太郎)

先日、なんと20年ぶりに新しいシンセサイザーを買いました。
ヤマハのMX61。

パソコンで録音するようになったし、シンセにするなら音源ユニットは使わなくなるので、音源ユニットを中心にエフェクターやコントローラー類を下取りに出して。
しこたま抱えて御茶ノ水まで持って行ったのですが、重すぎてまた腰を痛めてしまいました(笑)。

本当はこれの上位機種になるMOX6が欲しかったのですが、下取り金額にらめっこの結果、手が届かないということでこちらに。

正直、僕はギターなのでシンセサイザーというものはそんなに興味がなく、今までほとんど楽器屋さんでも見てなかったし情報も見てませんでした。

で、今回店員さんからいろいろ説明を受けたんですが、いやいや、シンセサイザーって、ものすごく進化してたんですね(笑)。
当たり前か、僕がシンセサイザーを触っていたのはDX-7の時代です(笑)

MX61の音源は現在のYAMAHAのメインストリームであるMOTIFシリーズから移植されていて、メチャクチャリアルな音が出ます。
ピアノの音もよくて、最近の音は、あれなんですね、鍵盤の強弱で音が変わるようになっていて、ピアノの鍵盤を弱く叩いた時と強く叩いた時のあのピアノ弦を叩く違いがちゃんと表現されます。MX61は割愛されていますが、アフタータッチという機能もあって、ピアノの鍵盤を離したときの、ハンマーがフェルト上に戻る音も再現されるそうです。ひゃー。
もちろん音源の中には往年の名器、DXシリーズやCPシリーズなどの音も入っていて、音には困らなそうです。

で、ビックリしたのがMIDI!
今はUSBになってるんですね!
だからオーディオインターフェイスを介さず直接パソコンに繋いで、USBでDAWをコントロールしたり音を送ったりできるそうです。

僕、完全に浦島太郎でした(笑)。

MX61は昨年末に発売された新機種ということで、MOTIFシリーズとMIDIコントローラーの中間に位置するモデルで贅沢な音源の割に安く、しかも61鍵モデルでも重量が5kgちょっとと超軽量。
49鍵と迷ったのですが、61鍵なら森に持って行って友達に弾いてもらって録音したり、キャンプにも持っていける軽さということでこちらにしました。
楽器屋さんも買ってくれるならということで下取り査定を頑張ってくれたので実費1万円で済んだし(笑)。

すっかり色焼けして鍵盤もクタクタになったCBX-K3よ、20年間ありがとう(笑)。
これで快適に、さらにいい音で音楽が作れます。

音楽って楽しい。