2014年9月30日火曜日

御嶽山噴火の救助活動、実はすごい神業があった

御嶽山の噴火。
連日の救助活動を心配しながら見守っていますが、どうやら過去最大の噴火被害となりそうな流れです。

そんな中、なんとなく見ていた写真、実はすごいことだということに気がついた。

写真は被害者を搬送する自衛隊ヘリ。
なにかすごいかって?
ここでホバリングしてることです。
通常ヘリのホバリング限界高度は3000m前後。
御嶽山の高さは3,067m。
つまり限界高度ギリギリです。

ヘリはローターを回して空気を下に強制的に押さえ込むことで浮き上がります。
そのため3000mを超えると空気が薄くなり、押さえ込む空気が少なくなるためホバリングできなくなります。
限界高度ギリギリだと空気も薄くなりホバリングするにも不安定な状態で、いつ下に向かってダウンするかわかりません。

その状態での救助活動。
その技術の高さがこの1枚に納められていました。
脱帽です。
そして一人でも多くの方を救助できるよう、心から祈ってます。

2014年9月28日日曜日

御嶽山噴火

御嶽山が噴火した。
それも週末の登山客で賑わうタイミングに。

第一報が出た時、まず確認したのはライブカメラだった。
活火山には必ず防災の意味でライブカメラが設置されている。
そこには山肌を駆け下りる噴煙が捉えられていた。
九州に育ち、阿蘇山や雲仙といった活火山を身近に感じていた人間にはそれがすぐに火砕流だと直感した。

ライブカメラの位置からしてそれは地獄谷方面だから正規の登山道はないはずだが、登山道だけを避けて火砕流が駆け下りるということは考えにくい。
少なくとも山頂付近の登山道は少なからず火砕流に巻き込まれたはず。
そう考えると、登山客で賑わうこのタイミングで被害者が出ないということは考えにくかった。

時間が経つにつれて、人が数人倒れている、一人骨折してる、7人意識不明など情報が大きくなり、ついに女性一人の死亡が確認された。

そこでふと一人のツイートが頭をよぎった。
「のんびりと御嶽山♪」とツイートした女性。
そこには山頂のお釜の写真。それは噴火が確認される1分前の投稿だった。
あれから12時間、彼女のツイートは途絶えたままだ。安否が心配される。

気になったのは、噴火するまで入山規制がされていなかったこと。
通常低周波振動や群発地震など予兆が観測されると事前に入山規制となる。
予想できなかった噴火。水蒸気爆発か。
活火山の場合、水蒸気爆発と有害ガスの発生は予測が難しい。
実際、大分でも火山帯にある天然温泉でガスの発生により死亡する事故が起きている。

活火山は観測網が発達しているせいか、登山客は雨具の準備はしていても噴火に備えてヘルメットやゴーグル、マスクなど準備する人は皆無に等しいだろう。
あらためて活火山に登る怖さを思い知らされたと同時に、僕らは火山の国に生きていることを忘れてはいけないと思った。

とにもかくにも、山に残された方々の無事を祈るばかりです。

2014年9月26日金曜日

久しぶりのボルダリング

ここんとこ行く暇のなかったボルダリング。
ようやく行ってきました。
週末のサーフィンからの、ボルダリング。
腕パンパン(笑)
ガンバガンバー!

2014年9月25日木曜日

スティーブ・ジョブズの服装

Appleの元CEO、故スティーブ・ジョブズといったら、この服装を思い出す人は多いだろう。
黒のタートルネック、ジーンズ、そしてスニーカー。
黒のタートルネックはイッセイミヤケ。
ジョブズのために採寸しオーダーメイドしている。
ジョブズはこれを100着購入した。
ジーンズはリーバイス501。
スニーカーはニューバランス。
彼はこのスタイルをずっと貫いた。

彼のこの格好、実は理由があり、日本と深い関係がある。

ジョブズはある日、ソニーの工場を訪ねた。
工場ではみんなユニフォームを着ていた。
ジョブズはその理由について、故盛田昭夫氏に尋ねた。

「戦後当時はみんな服を持っていなかったのです。そこでソニーでユニフォームを用意した。それによって社員の団結力や絆も深まった。」

その説明にジョブズは感銘を受け、「社員との絆を深めたい」とAppleにもユニフォームを導入することを提案する。
しかし社内から猛反発に遭い、実現はできなかった。
そこでジョブズは自分一人だけでもユニフォームを作りたいと考え、今のファッションになったそうです。
当時、ジョブズにとってソニーは理想の企業であり、盛田昭夫氏は憧れのカリスマ経営者だった。
いいものはなんでも取り入れようとしたんですね。

物作りを始め、人は何かを作るとき、今できること、今目の前にあるものを組み合わせて作ろうとします。
ジョブズは真逆の考えをする。
理想の物を作るためにはどうすればいいか。
目の前にある物から、まずいらないものを捨て去る。
ないものは作る。
そしてそれが本当に作りたかったものなのか、これがベストなのか、とことん突き詰める。

僕は今、まさにこの問題に直面しています。
商品を考えるとき、理想から突き詰めていくけど、工場の現場では今ある設備、今できる技術の範疇でしか動かない。
そこからまったく新しいものを創造しようとしない。
メーカーに勤めるようになって、初めてこの問題に直面しました。
かといって僕は経営者じゃない。
ジョブズのように突き詰めていったら現場に煙たがられるし、クビにもなりかねない。

もし僕の立場がジョブズだったら、きっと彼は会社を辞めて、自分の本当に作りたい物を作るために新しい会社を作るのでしょう。

それができないのが、ただただ平凡を求める僕の性格なのかもしれませんね。



2014年9月24日水曜日

恋と愛

月曜日の夜、久しぶりに仲間数人で集まり飲んだ。
男女集まれば恋バナに花が咲くのも自然の流れ。
結婚だ、恋だ、愛だと話が飛び交う。
まあ今回は一人の独身女子を囲む会だったので当然ですが(笑)

そこで恋と愛の違いについて個個の意見を述べることになった。

僕の意見はこうだった。
恋と愛は違う物ではなく、連続したスペクトル。
誰かを好きになる。これが恋。
お互いが相思相愛となり、恋い焦がれる切ない思いと自己犠牲の入り乱れた状態、つまりつきあっている時期が恋愛。
そしてお互いが生涯を共にし、自己犠牲を払って一緒に活きることが愛。

みんな言い方は違えど、ほぼ同じ見解だった。

結婚には自己犠牲が伴う。
お互いを認め、許し、犠牲を払わなければならない。
相手のすべてを受け入れ、正も負もすべてを背負っていかなければならない。
それだけの覚悟を決めて一緒になるのだから、その決断には誰も何も言えない。

僕の今の環境については思い切り突っ込まれたけど、みんながみんなそうなるわけじゃないし、うまくいってる夫婦もある。
それぞれに価値観の違いがあるわけで。。。
ただただすでに結婚してる人もこれから結婚する人も、これからいい人を探す人も、幸せになった欲しいと思うわけです。

今回の席で唯一独身のAさん。
好きな人はいるのか?の問いに言葉を詰まらせた。
好きな人、というか、今も忘れられない人がいるらしい。
その気持ちもわかる。
どうにもならないことも、わかってる。
意中じゃない人からも告白されたらしいが、それはつきあってみないとわからない。
もしかしたら憎かった相手が実は運命の人かもしれない。
人生、どう転ぶかわからないものです。

構えてても理想の婿はやってこないよ。
臆せず、どんどん自分から飛び出したらいい。
違ってたら引き返せばいいんだから。

がんばってあせる必要はないけど、
ちょっとだけ目を外に向けてみたらいいと思う。
みんなが認める、いい子なんだからさ。

久しぶりに思い切り酔いました。



2014年9月20日土曜日

YAMAHA SG-3000

最近ずっとCASIOPEA 聴いてるけど、懐かしくてYAMAHA SG-3000が欲しくて堪らない。
僕は高校生の頃SG-1500を使ってたけど、やっぱり3000はいいなぁ。

新たな夜明け

久しぶりに見た富士山での夜明け。
ひんやりした空気を思い切り吸い込み、深く深呼吸した。

しばらく二人で朝日を眺めていた。
言葉も出ない美しさ。
毎日同じ太陽が昇っていると思っていたけど、ひとつとして同じものはなく、毎日新しい太陽が昇り、新しい1日が始まってたんだな。
それを忘れていたよ。

新しい発見だ。
新たな夜明けだ。
新たな出発だ。

山は登るたびになにかを教えてくれる。
今度は僕がそれを教えてあげなくちゃな。

またどこかの山で。

2014年9月19日金曜日

フロイト

大学で心理学を学んだ人なら、必ずこの人の名前を聞いたことでしょう。

ジークムント・フロイト。

精神分析学、心的理論装置、夢判断、リビドー、なんとなくだけど、覚えているのでは?
彼は「無意識」の部分にフォーカスした研究が非常に多く、言い換えれば深層心理、本能の部分と言えるでしょう。
特に性愛的な部分の理論が多く、それは言わば人間の根底の部分であり、一概に割り切れるものでもない部分の研究です。
そのことばかりよくクローズアップされますが、そもそも彼は自然科学者です。
そして脳科学、コカイン療法、ヒステリーの研究など、様々な分野で功績を残しています。

僕もベタではありますが、心理学者の中ではフロイトが好きです。

ふと、フロイトの言葉を今日、思い出しました。
「非常に強い悲しみというのは、時間が経つと薄らぐだろう。 しかし、失われた者の代わりというのは、絶対に有り得ない。 どんなに心の中にあいた穴を埋めようとしても、 また埋められたと思っても、絶対に、 それは最初のものの代わりにはなり得ない。 したがって、悲しみが強いのは当然であり、 これは、我々が手放そうとしない、持ち続けていたい、 その愛を続ける唯一の方法なんだ。」
 これは非常に男性的な考え方だなと思いました。
最近では恋愛はコンピュータに例えられ、「これまで経験した相手との出来事は、男性はそれぞれのフォルダーに別名保存、女性は完全に上書き保存」と言われています。
これに照らし合わせると、まさにフロイトの理論は男性的であり、彼も別名保存タイプであったと言えます。

愛する人に対して、何かを待っていたとします。
それが過去の物でも、代わりになる物や代わりに埋められる穴ではない。
だから待ち続けられる。
その悲しみが強いほど、代わりはなく、その愛を続けることができる。

詩人アイスキュロスはこう言っています。
悲しみの報酬は経験である
その言葉が正しければ、フロイトは大きな恋愛の末に大きな悲しみを味わい、この言葉を発したと思われます。
脳科学者であり理論派でありながら、彼はこの言葉に「持ち続けていたい」という言葉を使っています。
断言ではなく、希望を入れている。
これは自ら提唱した意識の構造図のエス、自我、超自我の中の「自我」の部分、とりわけ水面下(無意識側)が露呈してしまったもの。
そこにフロイトの心の傷の大きさが表れていると思います。

彼もまた「いつかまた会える」「いつかまたあの愛と取り戻したい」
そう思ったのでしょう。

今日は残業しながらそんなことをふと思い出したのでした。

2014年9月16日火曜日

富士、閉山。

週末、富士山へ行ってきました。
ちょうど閉山の日だったので、山小屋ラスト泊。
開山中に富士に登るなんて、初めてです(笑)
それだけに人の多さ、いろんな人種、アニメの聖地巡礼、などなどたくさんのことに驚かされました(笑)

今回は小屋泊にしたので防寒着と行動食程度で30リットルのザックも余裕があり、小屋泊まりは楽だな〜、と実感(笑)

閉山前とはいえ、山頂はー5度。なかなかの寒さでした。
悪天候が続いてましたが、登った2日間は天候に恵まれ、風もなく穏やかな週末。
シーズンの終わりを静かに告げるような世界でした。
富士山、閉山。
冬の始まりです。
さて、テント背負ってまたどこかに行きますかね。

またどこかの山で会いましょう。

2014年9月12日金曜日

apple watchの可能性

普段、僕はNIKE FUEL BANDを腕に巻いてます。
iPhoneと連携していて、歩数や活動時間、消費カロリー、運動の目標管理などができ、毎日管理しています。

今回、AppleからApple Watchが発表されました。
人によってはただのスマートウォッチと評する人もいますが、iPodが発表されたときも同じような批評が飛び交いました。
しかし、誰があのiPodが進化し世界中に浸透し、iPadやiPhoneに進化することを想像し得たでしょうか。

僕はApple Watchにすごく未来を感じた。
当然のことながら、いま使ってるFUEL BANDはApple Watchに統合され必要なくなる。
それだけ?いや、違う。
その理由は、各種センサーの搭載とアプリを追加インストールできる仕様。

たとえば心拍センサーとApple Payという支払い機能、そしてPassbookの組み合わせ。
僕が容易に想像できたのは、病院などの医療関連。
病院でAppleWatchをかざすだけで受付と健康状態の確認、支払いが完了する。
救急車では意識のない人のつけたAppleWatchに接続するだけで心拍の確認と本人確認ができる。
もし認知症のお年寄りや知的障害、病気を持つ人がつけていたら?
管理する人のiPhoneに徘徊したことの通知や現在地の確認、発作を起こした場合の通知などができるようになり、迅速な対応ができる。
または1日の心拍記録を付けて生活のリズムや浮き沈みを把握できる。

いろんな使い方や可能性が、この時計には秘められてると思う。

間違いなくAppleWatchは世界に浸透し、標準となる。

と、思う。

2014年9月4日木曜日

久しぶりの一人BAR

久しぶりの久しぶり。
珍しく一人BAR。

以前はよく友達とここで飲んでたけど、結婚したり遠くに越したりして、ここで誰かと飲むということはほとんどなくなった。

久しぶりに飲むと、当時のことを色々と思い出す。

今ではすっかりお一人様が定着した僕ですが、やっぱりここで飲むMMはうまいね。

またここで誰かと飲みながら語れることを楽しみにして、フラフラと千鳥足で帰りますか。