2014年6月24日火曜日

ハンゲショウ

Facebookで友達がハンゲショウを見つけて投稿してた。

「半夏生」「半化粧」とも書く。
この時期の暦に合わせて咲くからという説や花の直下の葉が白くなることから名前が来たとか様々な説あり。

ドクダミの仲間だからドクダミの匂いがして、梅雨時の湿気と匂いが夏を感じさせる。

田舎の実家の周りにもたくさんあって、夏を感じさせるひとつだった。

湿度たっぷりの亜熱帯の空気にドクダミの匂いは夏の到来を告げる。

彼女の投稿を見て、ふとそんな懐かしい気持ちになった。
その頃の恋や青春がフラッシュバックする。
だから僕はドクダミの、あの独特の匂いが好きなのかもね。

Summer Just Begun.

2014年6月23日月曜日

サーフィンでActionCamの実験

週末のサーフィンで、あることを試してみました。
それはActionCam。
今はGoProの圧倒的シェアですが、高くてなかなか手が届かない。
そんなとき、別のブランドで付属品欠品の特価品を見つけた。
これとサーフボード用のアタッチメントを買って、早速サーフィンでテスト。
結果としてはなかなかいい映像が撮れて、仲間にも本当にサーフィンをしているということをわかってもらえたようです(笑)
そりゃそうだ、基本的に人を連れて行かないし、1人でやってるし。

画質はシャドウ潰れがやや見られ、GoProの4K画質にはかないませんが、なかなか良好だと思います。

これを山やスノボ、キャンプ活動などでも使ったら、面白い映像が撮れそうです。
みんなのスポーツする姿も撮れて、自分のスタイルを確認できるしね。

今回は曇り空だったので、次回は晴れた夏の海をしっかり捉えたいと思います。

2014年6月21日土曜日

そして今週は海へ

そして先週の海抜1600mから、今週は海抜0mの海へ。
今年1発目のサーフィン。
車の中で4時半に目が覚めると、すでにいい波が立っていた。

今日は腕が上がらなくなるまでやりました。
おかげで肩の炎症と筋肉痛で湿布+ロキソニン(笑)

それでも海から上がった後の充実感激しい疲れが気持ちいいのです。

山の上の海へ

先週の土日は、とある山に学生を連れて行きました。
土曜に下見登山、日曜に本番の連続登山。
久しぶりに山三昧で満たされた週末でした。

山頂は白い砂浜。
それは滅多に見ることのできない珍しい風景です。
気分は完全にビーチです(笑)

今回は正規ルートでなく、森から廃道になったルートを登る、いわばバリエーションルート。
それだけにルートはしっかりとついているわけではなく、注意しないとロストしがちになります。
人も通らないから動物たちの楽園です。
目の前を鹿が駆け抜けたり、イノシシの親子が横切ったり。
彼らの生活圏に僕らはお邪魔してることを痛感させられます。
植生も次々と変わっていき、山頂付近は白樺林で砂浜とマッチして明るい緑の世界を作っていたり、希少品種の人形草が自生してたりと、いろんな発見のあるルートで、歩き応え、見応え抜群のルートでした。

この山はまた登りたいな。

2014年6月8日日曜日

映画「Steve Jobs」

古巣の倒産に振り回され、身も心も疲れ果てた週末。
ギターを弾くこともなく、昨夜は「Steve Jobs」のDVDを観た。
誰もが知る、Appleの創業者であり、子供たちに夢を与えたPixerのオーナーであり、そして、クレイジー。

映画はAppleの創業から奇跡のApple復帰までのストーリーを描いている。

ジョブズはMicrosoftのビルゲイツのように、プログラマーでもないし、エンジニアでもない。
そんな彼が、なぜあれだけ歴史に残るイノベーションを成し遂げてきたのか。
彼が友人であり天才プログラマーであるスティーブ・ウォズニャックの制作したApple l のプロトタイプを見たとき、そこから広がる未来が見えた。
コンピュータは将来、人々の生活に密接に絡み合い、人々の生活を豊かにしていくと。
普通ならここで「これは儲かる」という思考になると思う。
しかし彼は「コンピュータというものを、普通の人々にグッと近づけたい」と考えた。
ここがプログラマーやエンジニアと違う思考だったのだと思う。
彼はカリグラフィーを学びながら、禅にも傾倒していた。
無駄なことは考えない。ごくシンプルに、わかりやすく。そして美しく。
彼の思想はコンピュータの外観どころかOSの見栄え、フォントの美しさ、果てには内部のロジックボードの美しさまで至った。
そしてコンピュータ黎明期から「コンピュータは箱から出してすぐに使える、家電製品でなくてはならない」というコンセプトを貫いた。
その集大成が、初代Macintoshだった。

しかし彼のその徹底した拘りぶりによって自らCEOに招き入れた元ペプシコーラのジョン・スカリ−からAppleを追い出される。
もはやジョブズ自身がAppleの敵になってしまっていた。

そしてジョブズなきAppleはビジネス路線を突き進み、思想を忘れた結果、陳腐な製品ばかりを連発してついに株価は過去最低、瀕死の状態となる。
「立て直し屋」と言われたギルバート・アメリオをCEOに迎え入れるが、状況は更に悪化。
ギルは最後の手段として、カリスマでもあったジョブズをAppleに復帰させる。
しかし皮肉なことに、自ら復帰させたジョブズによってギルはAppleを追われ、ジョブズが暫定CEOとなる。
暫定CEOとして復活したジョブズは、社内のプロジェクトを次々と廃止し、ついにあの歴史的iMacを発表する。
Appleの復活である。
復帰してからのジョブズの思想は、まったく変わっていなかった。
「コンピュータをもっと人の近くに」それだけを突き進み、彼は死ぬまで年間の報酬を1ドルしか受け取らなかった。
会社を大きくするのは、あくまでその資金で「もっといいもの」を作るためだった。
彼はソニーという企業をリスペクトしていた。
創業者の一人、盛田昭夫を心から尊敬していて、Think Differentキャンペーンに登場する「クレイジー」たちの中にも、盛田昭夫が登場する。
ウォークマンの衰退は、ジョブズにとっては残念な出来事だったに違いない。
そこでジョブズは音楽のあるべき姿をもう一度復活させるため、iPodを世に送り出す。
音楽の楽しみ方はこの1台で激変し、世界を塗り替えてしまった。
携帯電話もそうだ。
彼にとっては世の中の携帯電話は退屈なものだったに違いない。
だから電話の理想を形にした。それがiPhone。
彼の物作りの考え方は、世にあるものを組み合わせてできたものを商品化するのではなく、「こうあるべき」とイメージした物をゼロから作り出す。
そのためなら工場の設備や製造方法まで変えてしまう。
それがAppleの原動力であり、すべて。

僕はAppleの製品というよりも、彼のそういった物作りへの拘りが好きだった。
人々を豊かにする技術は、こうでなきゃいけないと思った。
誰もが使いやすく、わかりやすく、いつまでもあせることない美しさを持った製品。
Appleが他社よりも10年先を行ってるという意味は、そこにある。

なんか語ってしまったけど、今回映画を見て、そうあらためて思ったのでした。

2014年6月5日木曜日

心に冷たい風が吹く

今週起きた、大事件。
僕が前に勤めていた会社が、事実上倒産。
今の会社はここ会社と取引があって、僕が担当。
そして手形は不渡りとなった。
あまりにも不自然な破産の仕方だったけど、事実なので受け止めるしかない。
今週は継続中の取引の業務引継や債権回収のための動きにほとんどを費やされた。

僕の後に入社した営業の超美人さん二人、慌ただしいこの数日に、かなり疲れ切った様子だった。
でもまだ若いし、いい経験にはなったと思う。
きっとこれからの人生にこの逆境は活きると思う。

そして僕は。

うつ病にまで追い込まれ、あれだけ痛めつけられた会社だけど、いざとなるとなんだか心の中に冷たい風が吹いていた。
なるべくしてなったというか、やはりそうなったか、というか。
会社は事業は停止し、今後は事後処理で8月まで継続するみたい。
会社はなくなるけど、僕は債権回収の仕事が待っている。
会社がつぶれると、その社員だけじゃなく、こうして取引先や仕入れ先にも大きな影響を及ぼす。
今は冷静に事の流れを見つめながら、僕は淡々と処理の仕事をするだけだった。

寂しい、そんな感情も少し芽吹いているけれど、濁流に呑み込まれていく古巣をただ見つめるだけだった。


2014年6月2日月曜日

カバーした曲を本人へ送る(汗)

先日、とあるミュージシャンの曲をカバーし、調整が終わったのでミックスダウンした。
森の仲間にバックコーラスに入ってもらった、壮大な曲。

この曲をカバーするにあたって、本人に直接連絡を取って許可をいただいた。
二つ返事でOKをいただき、その返事には「できあがったら音源聴かせてね」と書かれていた。
これほど緊張する言葉はなかった。
アマチュアのアレンジとはいえ、プロのミュージシャン、それも本人がそれを聴くのだから。
適当なアレンジはできない。でもそんなにアレンジ力があるわけでもない。
そんな緊張と半年間闘いながら仕上げた曲。

それを約束通り、ご本人に送りました!
現在ツアー中なのでまだ聴かれてないかもしれないけど、ドキドキの緊張。

でもそれなりに気持ちを込めて歌ったし、仲間の大合唱も迫力満点でスケール感が出てる。
腕のない分、そこでご本人に伝わるといいんだけど。

とてもいい曲です。
大切に歌わせてもらいます。