2016年9月14日水曜日

久しぶりの友達飲み

夕方、携帯に電話がかかってきた。
ひとつ下の後輩からだ。

「今夜新宿でみんなで飲むんですけど来ませんか?」

久しぶりのお誘いに、二つ返事で新宿に向かった。
場所はこれまた友達のバー。
先に3人で始まっていた。
3人ともひとつ下の同期たち。
そんな中に僕も呼んでもらえるなんて、とてもうれしかった。

高知に単身赴任するTは相変わらず元気そうで、野外の立て直しを熱く語っていた。
Mは最近久しぶりに再会して、以来もんじゃ食べに行ったりちょくちょく会っている。
Yは相変わらず野外プログラムの仕事が忙しいようだが、可愛らしくて、キラキラしていた。

みんなそれぞれになにかを抱えながら生きている。
それでも元気な姿は相変わらず。
自然の家の体勢建て直し、大分ジオパークの課題、アスペルガーや自閉スペクトルの話。
僕ららしい話題が次から次へと溢れてくる。

僕はといえば、先日も書いたようにまるで余生を送るような生活。
星を見て、花を見て、鳥を見て、それを写真に収める。
波に乗る。ギターを弾く。
小さなカフェを探す。

そのうち仙人にもなってしまいそうですが、最近の僕の星の写真とか、褒めてくれた。
それだけで十分うれしい。
一緒に歳を取ってきたはずなのに、なんだかまるで大学生活の時から変わらないような錯覚に陥る。みんなキラキラしている。

負けてられないな。
余生なんて言ってる場合じゃない。
彼らにはいつも刺激を受ける。
すばらしい仲間じゃないか。

2016年9月9日金曜日

静かな日々

これを「枯れていく」というのでしょうか。
昔はちょくちょく友達と飲んだり騒いだりしてましたが、ここ近年はそういったこともあまりなく、一人淡々と毎日を過ごしている感じです。

でもそんな日々も悪くない。
サーフィンや登山、写真と好きな趣味を休日楽しんだり、意外と自由になった感じです。
週末に自然の写真を撮ったりカフェを見つけたりするのも楽しい。
一人だし誰に気兼ねすることもなく、好きなように走り好きなように立ち寄る。好きな場所で写真を撮る。

ヘミングウェイは「老人と海」で孤独な老人を描いた。
しかし老人は自ら孤独を選び、自分自身と闘った。
なにかを克服し脱皮していく新しい自分をもう一度味わいたかった。
「ノスタルジー」という恋人にもう一度会いたかったのだ。
彼は「受難」したのではなく「挑戦」したのだった。
自分のことを「孤独」と呼ぶにはふさわしくないかもしれないけど、今は色んな事にあらためてチャレンジできるようになってきたと思っている。
若い頃のように体は動かないけど、究極を目指さなくてもいい。
山でいうなら、山頂を目指すだけが山登りではない。
その過程にも素晴らしい瞬間や景色が広がっている。
今はそれを楽しむときなのかも知れない。
実際、房総の自然巡りも楽しい。
まだまだ知らない自然がたくさんある。
そして知れば知るほど房総の自然が素晴らしく、深く、多様であることに気づき好きになっていく。
今は自由であり、孤独であり、何でも出来る。
静かであり、熱い日々でもあります。

こうして人は年老いていくのでしょう。
なかなかいいじゃないか。

2016年9月3日土曜日

星空レンズ

野鳥撮影御用達のレンズがあれば、星空撮影御用達のレンズもあります。
しかも韓国製の安いレンズ。
それが10倍もの値段もするCanonの純正レンズよりも鋭い解像度を誇る。
安くて明るくて超高解像度のレンズ。
僕は別に天体撮影に詳しいわけではなく、これからキレイに撮りたいと思い、いろいろ調べました。
するとこのレンズを持っている人が圧倒的に多い。
しかもこれ、実はオートフォーカスでなないのです。
そう、マニュアルレンズ(笑)
だからピントは自分で合わせないといけません。
最初は難しいように思えるけど、合焦したときのパキッとした写りは確かにすごいの一言。
しかもF2.8という明るいレンズなので、星が見事に映り込む。
まだ好条件では使えてないけど、これは天の川とかものすごくキレイに写るんだろうな〜。
完全に星空専用なので、安くてもマニュアルでも全然OK。
星空撮影は基本マニュアル撮影ですもの。
こんなこと言ったら失礼だけど、韓国製なのに侮れない。
もっともっと星空を撮りたくなるレンズでした。