2016年10月8日土曜日

星空を求めて

3連休だというのに天気が悪くて星空の写真も撮れない。

そう思っていた金曜日。
まだ天気はいい方だ。
崩れるのは明日の土曜日。
ならば今夜はチャンスがあるんじゃないのか!?

星空指数は「見られたらラッキー」の10%。
仕事から帰ってカメラを車に積み込み、夜の房総へ出発した。
なんとなく雲の衛星画像を見て、もしかしたら南房総ならチャンスがあるかもしれないと思い、一路南へ。

着いたのは房総半島最南端、野島崎灯台。
ここは星空写真の名所としても有名。

着いたときはまったく星空の見えない真っ暗闇。
灯台の光だけが煌々と海を照らしていた。

とりあえずカメラと三脚を抱えて岬の突端へ。
撮影の準備をしてひたすら待つ。
灯台の光と海の波音だけの世界。
なんだか落ち着く。

30分ほど経った頃、雲に切れ間が出てきた。
わずかに覗く星。
とにかくシャッターを切った。
現れては消え、また現れては消える雲。
その隙間を縫ってシャッターを押す。
いい感じ。
この調子で雲の切れ間を待っては写真を撮りまくった。
午前3時過ぎ、一気に空が晴れ渡る。
でも雲が発生するのも時間の問題。
どんどんシャッターを切る。
天の川がはっきりわかるほど無数の星々が写り込んで美しい。
房総にもこんなに星を楽しめる場所があるんだな。
灯台の光もとても神秘的というか、落ち着く感じだった。
真っ暗闇の海から見れば、きっとそれは安堵の光なんだろうな。
結局空が白んでくるまで撮り続けた。
帰り道も撮影の名所を巡ってシャッターを切り、土砂降りになってきたので撤収。

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