2017年2月26日日曜日

完全に惚れ込んでしまったOLYMPUSのカメラ

たまたま買った中古のOLYMPUSミラーレス一眼、OM-D E-M5 Mark ll。
ずっとCanon派だった僕が、ずっと気になっていたカメラ。
マイクロフォーサーズというAPS-Cよりもわずかに小さい画像素子で、どれくらいのものが撮れるのか少し不安だったけど、これがAPS-Cと変わらないくらい素晴らしい像を結ぶ。
最初は安いパンケーキズームだけあれば普段撮りにはいいだろうと思っていたけど、あまりにもいい画像を残すので、やっぱりレンズが気になってしまった。

そこで不要品を買い取りに出した金で買ってきたのがこの45mmf1.8単焦点。
マイクロフォーサーズは焦点距離を2倍にすれば35mm相当に換算できるので、このレンズで90mm。中望遠域です。
世間ではママレンズと呼ばれているそうで、ポートレート向きの焦点距離なのは確かですが、小柄でおしゃれなOLYMPUS PENにこのレンズをつけて子供を撮っているからそう呼ばれているそうです。
その名の通り、人物を撮るとふんわりキレイなボケで人物をキレイに浮き出させます。

たまたま買取に出した帰りに寄った家電量販店でいろんなOLYMPUSレンズを撮り比べてたら、この45mmがあまりにもキレイな玉でキレイな像を結ぶので一目惚れしてしまいました。

違うレンズを使ってみたことで、ついにOLYMPUSカメラの、マイクロフォーザーズの魅力を知ってしまいました(笑)
このカメラはとにかく単焦点が面白い。
描写力がハンパない。
レンズの作りが美しすぎる。

やばいです。これはハマってしまいました(笑)

2017年2月17日金曜日

コンデジの終焉

先日、うちにあるコンパクトデジカメをすべて売り払った。
理由は簡単、出番がなくなったから。

iPhoneなどスマホのカメラが高性能化したことでコンデジを使う機会が激減していることはみなさんも実感としてあるのではないでしょうか。
しっかりと写真を撮りたい時は一眼レフを使うけど、コンデジを普段使いに持ち歩く機会というのはほとんどない。
コンデジとスマホの画質差がほとんどなくなってきたんですね。
だからカメラメーカーもそれはわかってて、1インチの大型素子を採用したプレミアムコンパクトと呼ばれるカテゴリーに力を注いでいる。
つまりスマホとの差別化を打ち出したわけです。

僕も使っていたコンデジはプレミアムコンパクト。1インチサイズの2020万画素。決して悪くない画質を持ったカメラでした。

でもスマホをポケットに入れ、プレミアムコンパクトもポケットに入れ、ということもないしどっちつかず。
やっぱりスマホはスマホらしく、カメラはカメラらしく持ち歩くのがいいという結論です。

そこで普段使いにと、初めてマイクロフォーサーズの中古を買ってみた。
記録素子の大きさで言うと、APS-Cと1インチの間です。
この規格は仕様が統一されていて、OLYMPUSとPanasonicが採用しています。
この統一規格というのが肝で、両社のレンズのどちらも共通で使うことができるのです。
だからOLYMPUSカメラだけどPanasonicのレンズを使うといったことができます。
そしてCCDが小さいためレンズも小さく軽くでき、ボディもミラーレスなのでコンパクトにできます。
本格機能を持ったコンデジが一回り大きくなった程度。なにより僕の買ったOM-Dはフィルム時代の名機OM-1を彷彿とさせるカメラらしい佇まい。それが気に入りました。

カメラは肩から下げて歩く。
スマホはポケットから取り出す。
この棲み分けでいいと思います。

そう考えるとコンデジのポジションはとても中途半端となるわけで、それがいま存在意義を問われてるわけですね。

コンデジが僕の手元からなくなったのは初めてです。
きっとこれからも普段はマイクロフォーサーズ、しっかり撮る時はAPS-Cかフルサイズというスタイルでいくでしょう。

いよいよコンデジの時代が終わりを告げそうな気がしています。

2017年2月7日火曜日

晩年の準備?

カメラ、天体観測、花、鳥、コーヒー。
最近いろいろなことに興味を持ってのめり込んでるけど、これってもしかして晩年を過ごすための準備を本能的にしてるのかな?と思ったり。

年齢的にまだ早いけど(笑)、自分がおっさんくさい趣味に走り始めてる自覚はあり、それは自然なことで本能的なことなのかなと少し思った。

何はともあれ夢中になれるものがあるのは楽しいことです。

2017年1月22日日曜日

株式会社アメリカ

トランプ次期政権が動き出しましたね。
世間では彼の言動が過激だとかやりすぎだとか賛否両論あるようですが、意外と民間企業に勤める人間からしてみれば、真っ当なことを言ってる部分もあります。

彼は言わずと知れたアメリカの富豪であり経営のトップです。
別にトランプ派でも擁護するつもりもないのですが、彼の行動や言動をまとめてみると、「株式会社アメリカ」を経営しているのです。
利益を得る、合理化を図る、競合と闘う、すべて株式会社アメリカ再建のため。

きれい事を並べる政治家よりも、意外とアメリカをいい方向に導くかもしれません。
それがうまくいけば日本にも恩恵があります。

とりあえず株価なんとかしてください(笑)

2017年1月14日土曜日

会社では意外と左江内氏です。

新年早々、滅多に使わないわが家のWindowsノートがぶっ壊れて起動しなくなった。
普段ならいろいろ検証して故障箇所を見つけて自分で解決するんだけど、新年早々風邪を引いてて辛かったし、実はWindowsは全然わからないので面倒くさくてそのままメーカーに依頼してた。

結果としては2枚刺さってるメモリーのうち1枚が故障していた。
それだったらきっと自分で検証していれば見つけて格安メモリー買ってきて4000円くらいで済んでいた。
それを横着したばかりに起動不能までしてメーカーに12000円も修理代取られた。。。

今はこのWindowsマシンは星空写真の画像処理のために使っています。
星空写真専用の画像処理ソフト「ステライメージ」というのがあるんですけど、これがいじわるなことにWindowsしか対応してないんですね。。
それのために残してあるのですが、ステライメージで処理してMacのPhotoshopに移動して仕上げるのも面倒なので、実に7年ぶりにPhotoshopをアップグレードしました。
Adobe製品をこんなにしばらくアップグレードしなかったのは初めてです。

会社では当然ながらWindowsとOffice製品を使うことになるのですが、MacでillustratorとPhotoshopばかり20年使ってきた僕にとってはWindowsとOffice製品は未だに使いこなせなくて、四苦八苦しています。

だいたいみんな会社で長時間パソコンに向かって何を打ち込んでるんだ。

そんな疑問を持った僕はある日、みんなの仕事ぶりをしばしのぞき込んでいました。
するとほとんどの人がExcelで表を作って数字を打ち込み、なにやら計算式(関数?)を入れたりしています。
それは公的文書というよりは個人の資料作りなど。
そしてパソコンに向かっている大半の時間をその表作りや入力に時間を割いていました。

本来効率や生産性を上げるためのコンピュータのはずが、みんな余計な時間をかけて表を作り体裁を整え数字を打ち込んだりしているわけです。
そしてできあがった1枚の資料。
そのために丸1日かけてやってたの!?と驚きです。

そんな僕もWindowsやOffice製品は大の苦手なので、PCに向かう時間は社内の誰よりも短いです。
営業の仕事だから、そんな丸一日1枚の書類のために時間をかけるくらいなら1件でも外に出た方がいいと考えるタイプです。

もしかしたらそれはもう古い考えなのかもしれないけど、正直パソコンに向かって何をしたらいいかわからない。
会社ではExcelやWordさえ使いこなせない、まさに左江内氏です(笑)

2017年1月9日月曜日

2017年

新年あけましておめでとうございます。

昨年は転職あり、iPhoneガラス割ってしまいの、交通事故ありの、久々の風邪ありの、結構波乱の年でした。
今年は昨年よりいい年にしたいですね。
昨年よりもよく、昨日よりもよく、さっきよりもよく。
今年も一緒に遊んで下さい。
そしてみなさまにとっても良い年となりますように。

2016年12月24日土曜日

師走

早いもので、前の会社を辞めて1年が経ちました。
今の会社はこれまで勤めてきた会社の中で最も会社らしい会社で、労務も福利厚生もしっかりしてるし安心して働ける会社です。
もちろんいろんな人がいるわけですからどこに行っても楽園はありません。
でも会社のトップはトップらしくドシッとしていて、社員が会社の方向性を考え決め実行できるいい会社です。

僕も今は新しい事業のプロダクト企画を一手に任されていて、先月あたりからバタバタとしています。僕を引っ張ってくれた上司が僕の得意分野を理解し、活かしてくれてます。
現時点でおよそ40点のプロダクトを企画中で、今はそれをひとつひとつ詳細を詰めているところです。

さて師走。
1年の終わりということでいつもならこの1年を振り返るのですが、先日こんなエピソードを目にしました。
先日、Appleが過去20年のプロダクトデザインをまとめた本『Designed by Apple in California』を発売しました。驚いたのは、Apple自身が過去の商品のアーカイブを作り発表したことです。

これについては出版を発案、デザインしたジョナサン・アイヴがインタビューに答えてました。

「我々は未来を作るのであり過去は一切振り返らない」

もちろん失敗作もあります。しかしそこで失敗を学んだら、あとは捨て去るのです。
そのため驚いたことにAppleには過去の商品は一切保存しておらず、この本の出版のために過去の商品を中古屋などで買い集めたそうです(笑)
きっと日本の企業に多いのでしょうが、過去の失敗をちくちくとつついてはいつまでもその清算を求めたり過去の栄光にしがみついてレガシーの呪縛から抜け出せない会社が本当に多い。「改革」とか「革新」という言葉を掲げる企業も多いけど、その言葉を掲げてる時点で過去に縛られている。
この本にはジョブズがAppleに復帰してからのプロダクトデザインが掲載されているけど、そこにはジョブズが復帰した頃に作られた「20th anniversary Macintosh」が掲載されていない。つまりあれは過去の集大成であり過去に縛られた産物だったのです。事実、ジョブズはその1号機をAppleから贈られたけどすぐに捨てた(一部の話では窓から投げ捨てた)らしい。

 確かにジョブズが復帰する前のAppleは過去に縛られ倒産寸前の混迷した時代を送っていました。
このジョナサン・アイヴのインタビューを見たとき、確かにそうだなと思った。
自分は過去のことをいつもくよくよしたり戻りたがったり、それに縛られていた。
ADHDの性格上その呪縛から抜け出すことはできないけど、それでも振り返るのはやめようと思った。仕事上では僕は部下たちに過去のことをねちねち言ったりせず「もう忘れろ、次に向けて行動を移せ」とよく言ってましたが、僕自身は意外と過去を引きずったりしていたのです。

そんなわけでこの1年を振り返ることはやめました。
来年はどんな年にするか。それだけを考えることにしました。
かといって、具体的にどんな年にするか考えがあるわけではありません(笑)
でも過去はもう振り返らない、残さない。
時間は過去に戻ったりしない。常に未来にしか向かっていない。
だったら未来だけ考えればいいんじゃないかな。

そんなこんなでみなさまにとって来年が良き年になりますように。