2017年3月20日月曜日

マイクロフォーサーズには単焦点が似合う

先日、用事があって葉山まで足を伸ばした。
その際に持っていったカメラはOLYMPUS OM-D。
フルサイズのEOS 5D IIIと悩んだけど、ちょっとした小旅行にはコンパクトなマイクロフォーサーズの方が荷物にならないし、ちょっと撮るというシチュエーションにはぴったりな気がして。

まだマイクロフォーサーズのレンズはそんなに揃えていないので14-42mmのパンケーキズームと25mm、45mmの単焦点を持って行った。
35mm換算だとそれぞれ24-84mm、50mm、90mmとなる。

最初は14-42mmのズームが活躍するかなと思ったけど、それはほどんと使わず、ほぼ全ショットを25mmと45mmの単焦点で撮っていた。
理由は簡単、写りがよかったから。

25mmは35mm換算で50mmなので一般的な標準レンズと変わらず、それほどおもしろみは感じなかったけど、使い勝手はよくてちょっとしたスナップはこればかり使った。

それよりも撮って楽しかったのは45mmだった。
35mm換算で90mmということは、いわゆるポートレートレンズ。
切れ味鋭い解像度を持ちながらも90mmという焦点距離とf1.8の明るさでトロトロのボケを演出できる。
とにかくその写りに感動してしまった。
確かにフルサイズほどの描画力はないにしても、普段使いや旅カメラとしては素晴らしい表現力を持ち、そしてそのコンパクトさゆえに交換レンズを何本も持ち歩いても大した荷物にならない。
被写体に応じてレンズを選ぶ楽しみもある。

これを味わってしまうと、僕の中ではマイクロフォーサーズにズームレンズという組み合わせの選択肢はほぼなくなった。
そうなるといろんな単焦点が欲しくなるカメラ。
それもあまり広角は欲しいとは思わず、どちらかと言えば望遠側が欲しい。
広角側はあと12mm(35mm換算24mm)があったら便利かもしれないけど、いずれにしても広角側はそれほどの解像度を期待していない。そう考えると12-24mmズームがあれば十分かなと。
あと1本レンズを揃えるなら、やっぱり75mm。35mm換算で150mm。
このレンズの写りは評価も高いし、ボケも最高に美しい。
もちろんCanonのLレンズのようにOLYMPUSにも最高画質のPROシリーズレンズがあるけど、マイクロフォーサーズにそこまでは求めない。
あくまで普段使いで魅力的なレンズ。

マイクロフォーサーズには単焦点が絶対似合う。


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