2017年4月16日日曜日

おじさんとラップ



これを聴いたのはもう20年以上ぶりになる。
EAST END×YURI。
僕の記憶が正しければ、初の日本語ラップである。
そして英語ラップ以外のラップでミリオンを記録しギネスにも認定された。

今はやたらとラップの曲が多い時代。
そんな時代を切り拓いたのは間違いなくEAST END×YURI。
YURIは東京パフォーマンスドールのメンバーであり、篠原涼子と一緒にフロントを勤めた市井由理。
EAST END×YURIからYURIを取り除くとスチャダラパー。

彼らの何がすごかったかって、世に溢れる、いわば黒人のまねごとをしているラッパーに比べ、純粋に日本にあったラップスタイルに仕上げたこと。
日本人は日本人。黒人にはなれない。
そのスタイルは今もGAKU-MCが貫き通している。

この曲は社会現象となり、各地方の方言バージョンのカバーもたくさん出たし、流行語大賞にもノミネートされた。
知ったかぶりな黒人ごっこよりも、よっぽどかっこいいと思う。

今聴いても、いいね。
だよね。

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