2014年10月29日水曜日

ChipStock、そして美しい日向山の世界へ

週末、とても充実した時間を過ごしました。

ChipStock Music Flow 芦安
南アルプスの谷間にある小さな小さなキャンプ場。
このキャンプ場は主がいなくなってしまった場所を、地元の若者有志がキャンプ場として再生した場所。

それが南アルプスエコパーク指定とリニアの残土置き場になることで閉鎖されることになりました。
そこで最初で最後の小さな野外フェスがここで開かれることになったのです。
Caravanを始め、Keison、Leyona、東田トモヒロ、中澤ガッツさんという僕にとってたまらないラインナップ。
みんな自然の空気が似合うアーティストばかり。

なぜこんな小さなキャンプ場にこれだけの豪華なアーティストが集まり、そして人を呼んだのか。
その答えは行ってわかりました。

とにかくロケーションが素晴らしく、季節の移ろいを感じながらスローな時間を過ごしたくなる場所。
こんな場所で障害者キャンプもやりたかった。
これがなくなってしまうなんて、とても寂しく、残念でなりませんでした。

ライブもとてもコンパクトでアットホーム。そしてとことんゆるく、スロー。
各地から集まったお店もヘンプからクラフト、サムズアップのアメリカンフード、契約ブドウによる自家製ワインまで美味しい楽しいがたくさん。
お酒、食、音楽まで満足の時間でした。

そして翌日は紅葉萌える日向山へ。
ちょうど紅葉ピークで、しかも今年は紅葉の当たり年。
空の青と山の緑、赤、黄色と色彩豊かなコントラストを楽しむことができ、素晴らしい世界を見ることができました。

日向山の山頂で、ふと思ったこと。
「ここって、雪の時期はどんな景色になるんだろう」

というわけで、次回は雪の時期に足を踏み入れてみようと思います。
砂浜の白銀。どんな世界を見せてくれるんだろう。
今から楽しみです。

徹底的にスローに過ごした大人の週末。
ここんとこなかった、とても贅沢な時間でした。

フェス終了後に会場に流れた「ガルシアの風」は忘れない。
このキャンプ場の思い出と共に。

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