2015年3月12日木曜日

採用基準

僕のいる支店には僕の部下(後輩)が2人いる。
どちらも20代で、男1人に女1人。
若くてまじめで一生懸命。

先日、女の子と残業しながら話をしていた。

「どうして私を採用したんですかね?」

二人を採ると会社に決めたのは僕だった。
彼女にはどうして採用したか、伝えた。

1)工業系大学を卒業し、先端科学の研究をしていたこと。
       =飲み込みが早く、物事をロジカルに考えられる
2)まるで就職セミナーで習った書き方をそのまま使ったような履歴書の書き方。そして最後までびっしり書いてた
       =人の言うことをきちんと聞く、まじめ

主にこの二つを理由に採用した。と。

もちろんそれは嘘ではなく、本当のこと。
でももう一つ僕の中で採用基準があった。

「僕を越える能力を持っているか」

まあ、たいていの人は僕よりも優れているので(笑)問題ないわけですが、
僕よりも活躍しそうな人を選んだ。
これが一番大きい。

会社は人を採用するとき、人間性や協調性、能力、会社に合う人間なのか、いろんな角度から査定する。
でも会社を伸ばして行くには、現在の基準よりも将来的に会社を伸ばせるかが重要になる。

こんなテキトー人生をモットーとする僕が支店の暫定エースになってるってのも変な話なのですが(笑)、だとしたら僕を越えてくれないと困るわけです。
彼らが僕を越えて伸びてくれれば、立場が逆転しても構わない。
そのときは間違いなく支店は伸びている。

そのときを夢見ながら、背中を見せつつテキトーなことを振る舞う僕なのでありました(笑)

越えていけ。

どこまでも。

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