2015年7月8日水曜日

ADHDには世の中は生きづらい

ADHDとしての悩みはたくさんあります。

目標を完遂できない
忘れる
同じ失敗を繰り返す
片付けられない
うっかりが多い
集中できない
などなど。

挙げればきりがありませんが、普通の人だったら「気をつければいい」「メモを取ればいい」「集中すること」「甘えてるだけ」そんな風に取られがちです。
しかしそれができないのがADHDであり、それができれば苦労しないのです。

社会生活ではこれが非常に致命的です。
失敗の許されない仕事ではなおさらです。
本来ならADHDであることを周りに周知して、サポートしてもらうのが一番いいのですが、会社というところはなかなかこれを理解してくれるわけではありません。
こういったことに無理解な会社だと、即クビにもなりかねないのです。

取引先の人でも「ああ、この人、ADHDだな」という人がいます。
さすがにズバリ聞くわけにはいかないので、僕も気がつく範囲ではリマインドしてあげたりしてます。

「物忘れ激しいんですよね」

取引先の人はそう言う。
僕も「いやいや、僕もですよ。気がついた事は僕がリマインドしますから、僕にも気がついた事は遠慮なく言ってください。忘れてる可能性大ですから(笑)」
そんな会話でなんとか仕事をこなしている。

世の中には自分がADHDであることを隠し、日夜仕事に励んでいる人がたくさんいる。
プライベートではADHDであることをカミングアウトしても、仕事ではそれをすることは致命的になることがある。だから言えない。

自分でなんとかやりくりするしかないのですが、それができないから困る。
ADHDにとって、世の中は非常に生きにくいのです。

今日、仕事でミスして、そんなことを思った。

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