2016年3月28日月曜日

ジミ・ヘンドリックス

先日紹介したマンガを読んでから、高校生以来のジミヘンマイブーム(笑)
世界が最も尊敬するギタリストとして伝説の頂点に君臨する彼、実は高校生の時は、ジミヘンはあまり興味ありませんでした。
当時はフュージョンブームでカシオペアとかコピーしたりしてたんだけど、それだけにジミヘンの理論に当てはまらない弾き方や曲調は、どうも理解できなかったのです。

周りのみんなと同じようにPURPLE HAZEとかコピーしたけど、理解不能なコード進行、適当としか思えないリフプレイ、コードの当てはまらないギターソロ、何もかもが意味不明で、コピーする意味がないようにも思えたのでした。

しかし今、あらためて聴き直すと、それがサイケデリックな世界を作り上げ、理論に縛られず魂の赴くままに弾いているということがよくわかるようになりました。
ギターを弾くとき、どうしてもコードを元に音とスケールを選び、それを組み立てて弾いてしまいます。
彼はコードに関係なく、「こう歌いたいから弾くんだ」という意思がよく見えます。
最初からコードありきでなく、ギターのフレーズが思いついて、そのあとにコードがついてくる。そんな作り方だったんですね。

彼のよく使うE7#9も、「こういうコード名だから」でなく、自分の中で響きのいい音を見つけたから使っている。あとになってそれがE7#9だったということです。

僕はあらためて彼の演奏の映像を片っ端から見ました。
ギターに火を付けるパフォーマンスは単に目立つためにやっただけのようですが、プレイはやっぱり神がかっていました。

今、あらためてPURPLE HAZEのコピーを練習しています。
相変わらず「なんでこうなるの?」って言う箇所はたくさんありますが、先人を知るためにも勉強、です。

ジミヘン、やっぱりかっこいい。


0 件のコメント:

コメントを投稿