御嶽山の噴火。
連日の救助活動を心配しながら見守っていますが、どうやら過去最大の噴火被害となりそうな流れです。
そんな中、なんとなく見ていた写真、実はすごいことだということに気がついた。
写真は被害者を搬送する自衛隊ヘリ。
なにかすごいかって?
ここでホバリングしてることです。
通常ヘリのホバリング限界高度は3000m前後。
御嶽山の高さは3,067m。
つまり限界高度ギリギリです。
ヘリはローターを回して空気を下に強制的に押さえ込むことで浮き上がります。
そのため3000mを超えると空気が薄くなり、押さえ込む空気が少なくなるためホバリングできなくなります。
限界高度ギリギリだと空気も薄くなりホバリングするにも不安定な状態で、いつ下に向かってダウンするかわかりません。
その状態での救助活動。
その技術の高さがこの1枚に納められていました。
脱帽です。
そして一人でも多くの方を救助できるよう、心から祈ってます。
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