昨日、突然の訃報が飛び込んできた。
僕らが主催する障害者のためのコンサートを開くために尽力していただいた方。
入場無料でプロのバンドを呼んで開催する年に1度のコンサート。
その出演者のギャラを捻出するため、自身の勤める某有名ショップの社長さんに直談判いただき、15年もの間社長さんがポケットマネー出してくれている。
この人なしではコンサートは実現できなかったと言っても過言ではない。
僕らの拠点になるログハウスを建てていたときも、毎週末山梨までやってきて手伝ってくれた。
そして若者に混じって酒を飲み、語り、一緒に立てなくなるまで酔っ払った。
年齢は僕よりも30以上も上だけど、僕らにとっては仲間であり友達だった。
「障害者も楽しめるコンサートをやれ」と声をかけてくれた地元の先達と同じ歳。
僕にとってはこの二人は尊敬する大先輩であり、同じ志を持った仲間。
それだけに今回の訃報はショックだった。
今年の年賀状にも「最近は体調どうです?」と書いたばかりだった。
もう一緒に飲めなくなったけど、きっと天国に先に行った先達が「そろそろこっちきて飲もうや」としびれを切らしていたのかもしれない。
きっと二人で飲み交わしながら、うだつの上がらない僕らのことを肴に笑っているのでしょう。
酔って転んでけがをしても、もう助けに行けませんよ。
安らかに。そしてその優しい笑顔で僕らを見守ってください。
合掌
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