今週から新しい会社での仕事が始まりました。
前の会社に比べ、びっくりするくらい組織がきちんとしてて、会社らしくて、一人一人の自由な発想が活かせ、とてもいい環境です。
もちろん自由ということは、自分でしっかりしないといけないということです。
でもそこを信じてくれる会社、とってもいいと思います。
さて、熊本、大分の震災、大きな余震も続いて今後も余談を許さない状況です。日を追う毎に余震で家屋が倒壊したり、土砂崩れが起きたりと被害も広がり避難生活も長期化しそうな様相です。
そんな中、僕のSNSの投稿について「地震で大変な時期にこういう投稿で大丈夫?」とある人から言われました。
それは僕が食べ物の投稿など普段と変わらぬ投稿をしてたからです。
ここからはあくまで僕の考えです。
震災のたびに、ネット上では「こんな時に不謹慎だ」などとあちこちで炎上事件が起きます。そして一斉に批判が起きます。
ネットやSNSの普及で一人一人の考えや言葉が世界を駆け巡るようになりました。
そのたびに賛否が分かれ、賞賛する人、中傷する人、様々な人たちが現れます。
では、震災が起きたから日本国民全員が喪に服すように、避難所に暮らすように生きていかなくてはならないのでしょうか。答えはNOです。
僕は以前から、すべての万物には陰と陽、プラスとマイナスがあり、それでバランスを保っていると言ってきました。
避難している人たちがろくに食事も取れてないから被災してない人たちも同じ食事環境にならなくてはいけないのか?
たとえば外食を遠慮したとします。するとどうなりますか?
お店に来る人は減り(もしくはいなくなり)、お店の経営は悪化し、やがてはつぶれていきます。それが日本全国のあちこちで起き、日本の株価は下落し、経済はますます悪化していきます。
なにより批判する人たちはそのような遠慮をしてるとは思えません。普通に食事をして、外食もして、買い物もして毎日普通に過ごしていることでしょう。
でもネットでは叩きまくります。それは自分たちも普段通り過ごしていることを、ネット上に表立って投稿してくるからでしょう。
テレビクルーが被災地で弁当を調達した、芸能人が被災地へのエールに笑顔で映り♥マークまでつけてた、それをSNSで公開したばかりに批判を浴びました。それを何もしてない人たちが罵声を浴びせているのです。そんな人たちに比べれば、投稿した人は被災地のために少なからず行動をしています。
批判をする人はいつの時代にもいます。世界中の人全員が一人に対し共感するなんて、あり得ないことです。これまでのどんな事件やできごとにも、かならず賛否があったのです。
それがSNSの発達により誰もが自由に意見や批判ができるようになったため、その賛否が表面に出てきただけです。そして今まで聞こえてこなかった批判が表に出てきたため、いつしかひとつひとつの賛否をいちいち気にするようになっていったのです。
僕が普段通りの投稿を続ける理由。それは簡単に言えば暗い中にも明るさがないとバランスが取れないからです。
被災地から遠く離れている僕は現地に行って手伝いをすることもできません。
今、自分に出来ることは、せいぜい義援金を送るか普段通りの生活をして経済を支えていくことぐらいです。これが今被災地のためにできることなのです。
ネットやSNSで批判してる人たちが、じゃあ被災地のためになにかしているかといったら、それこそ大したことはしてないでしょう。
単にネット上で不届き者と思われる人を見つけ、批判と攻撃を繰り返してるだけです。
批判や意見は参考にしながらも気にする必要はありません。
自分は自分なりの支援を考えて行っている。それでいいと思います。
僕のふるさと、大分県も今回の地震で大きな被害を受けました。親戚も湯布院で避難してます。実家の家族も連日の余震に震えています。それこそできるなら大分に帰って、物資をたくさん用意して被災地に届けたり実家を安心させたい気持ちでいっぱいです。
しかし家族にしてみれば僕が無事で元気で生きていることが一番の安心なのです。ならば自分が元気で笑顔であることを、投稿しようと思います。
今回の震災である友達は南阿蘇で避難生活を余儀なくされています。その一方である友達は支援すべくいろんな動きをしてくれています。被災地がふるさとである僕は、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
被災して気持ちの沈んでる人たちを、被災してない人たちは笑顔にしてあげなくてはいけません。暗く沈んでちゃだめです。明るく普段通りに暮らして下さい。それは回り回って経済を支え、やがては復興のために役立ちます。
被災者のために何も出来ないと思ったなら、普段通りの生活をしてください。それがやがて支えになります。
そうやって陰と陽がお互い支え合ってバランスを取っているのです。
人はそれぞれがアイデンティティを持ち、考えも100人いれば100人違う生き物です。
全員を同じ考えにはできませんし全員がまったく同じ考えにはなりません。
人は自分の考えを起こし行動し、反省し、修正し、それを繰り返して思いを突き進めていくことが大切だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿