2016年4月29日金曜日

オリンピアンの自覚

先日スノーボードの代表強化選手2名(未成年)が大麻を使用したとして登録抹消、事実上の追放となった。
その前にも国母選手の服装や態度が問題になった。
最近ではバドミントンの選手も賭博で代表取り消しとなったのは記憶に新しい。

メディアではこれについて何度も議論されていて、本人の問題もありながら指導側の問題もあると賛否両論。
でも大前提としてオリンピック出場選手として、日本の代表としての本人の自覚の欠如が僕は問題だと思った。
指導側にも問題があるかもしれないが、まずは本人が指導されるまでもない自覚を持たないと、オリンピックを夢見ながら予選で敗退していった多くの選手たちにも顔が立たないんじゃないだろうか。僕だったら「あんな自覚のないヤツに負けたのかよ」と悔しくて仕方ない。

特に系のスポーツ、スノーボードやサーフィン、スケートボードなどは不良カルチャーと結びつけられやすい。ヒップホップやトランスなどの重低音音楽、麻薬大麻、酒、無秩序な行動などがこれら横乗り系の象徴みたいな表現のされ方をしている。
スノーボードもサーフィンもするけど、決してそんなチャラチャラした気持ちでできるスポーツじゃない。
一時期サーフィンが流行った頃があったけど、そのときはいわゆる「サーファー系」とか言われる、髪を伸ばして色黒で酒たばこケンカやってますみたいなチャラチャラした若者がこぞってサーフィンを始めたけど、その厳しさの現実を知り、すぐにやめてしまった人が続出した。
現実を言えば、あんなサーファー系とか言われるようなチャラい奴らは波の上にいません。体育会系でまじめな人ばかりです。
それだけに横乗りスポーツが不良みたいな目で見られるのがとても悔しい。
ましてやオリンピックでメダルを狙えるような頂点に君臨する人たちがそんな態度でどうするんだ。業界を牽引していかなきゃいけない連中がそんな態度じゃどんどん廃れるばかりだ。

今回の事件はそう言う意味でとても悔しかった。
重低音やクスリがなきゃできないなら国へ帰ってきて底辺でおとなしく廃れていろと言いたくなる。
本当かどうかはわからないけど、処分された2選手はそれに対して「なら呼ぶなよ」と言ったらしい。
逆に言わせてもらいたい。「なら滑るなよ」

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