2013年5月19日日曜日

音楽と君と

こんなタイトルにすると誤解を招きそうですが(笑)。

結局今日も1日弾き籠もってCD作りでした。
昨日の曲で気になったところがあったのでそこを調整したのと、新しい曲を途中まで。
1日やってもできるのってそんなものです。

今日はアコギを録音しようと思い、Guild D-25Mの弦を張り替えようと思ったら、なんとナットが取れてしまった!
このナットという部分、実はギターにとってすごく重要な部分で、これが外れるというのは一大事なんです。
ピンと張った弦からボディに音を伝えるのは、このナットとブリッジ部分。
ここがきれいにボディやネックにくっついていないと音がきちんと伝わらない。
・・・どうする。。。
迷った末、自分で木工用ボンドでくっつけちゃいました(笑)。
慎重に外れた部分をヤスリがけして平坦にし、慎重に接着。
後になって木工用ボンドは固まっても弾力性があることに気がついたけど後の祭り。
エイヤーです(笑)。
一応きれいにくっついて弦も張り替えました。
案の定心配したようにナットからの音の伝わりがなんだか籠もってしまったような気がするけど、気のせいかもしれないしなんとも言えない。
しかし新たにネックの反りを発見。。。
これはさすがに自分で調整するのは怖いので、ずっと出していなかったメンテナンスに出すことにしました。
ギターは当たり前だけど木でできている。
それだけに温度や湿度に非常にデリケートです。
それに弦で100kg以上の張力がかかってるんだから無理もないですね。。。

さて、音楽漬けだった週末。
音楽ってメッセージでもあって、歌は必ず何かを伝えようとするメッセージが込められて作られます。

アマチュアの僕らが曲を選んだり演奏したりするのも結局は誰かに伝えたいことがあってその曲を選んでしまう。

今のCD作りにも言えることです。
選曲には理由があり、誰かに伝えたい思いがあります。
それは結局こちら側のひとりよがりかもしれないけど、音楽をやるには必ず理由があるんです。
僕が音楽をやる理由は君がいるから。君に伝えたいから。
14歳でギターを持ってバンドを始めたときもそんな思いからだった。

心の冷めた悲しい人にはどうでもいいことかもしれないけど、そんな人だって音楽を聴いて元気になったりちょっと感傷に浸ったり、気分によって曲を選んでるはず。

僕には思いを伝えたい人がいるからずっと音楽をやってる。
そして思いを伝えたい人がいること、そしてそのおかげで音楽を続けられてることに感謝。

チャラチャラ弾いてるように見えても、いつも誰かに伝えたい思いを音に込めてる。

音楽ってそんなものです。
音楽ってすばらしい。

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