2013年2月1日金曜日

死活問題の時もある

世の中、何でもダメ、ダメ、ダメ。

体罰はダメ
タバコはダメ
TVの暴力シーンはダメ
ちょっとでも誤解の生じる発言や言葉はダメ

何でもダメ、ダメ、ダメ。
少しのことで事が大きくなり、やがては国民すべてがダメ出しする諸悪にされてしまう。

僕はタバコを吸う。
タバコがいいとは一度も思ったことはない。
しかし、タバコ=死が100%でもない。
それならお酒も同じだ。度が過ぎれば死に至る。

禁煙しましょう、タバコは決められた場所で吸いましょう、
受動喫煙はよくありません。

今ではタバコを吸える場所はなくなり、吸わない人からは煙たがられる。
タバコの匂いが、煙がほんの少しでも漂ってくれば死ぬかのように。

福島の原発事故でもそうだった。
セシウムが1粒でも飛んでくれば死に至るかのように話が大きくなる。

タバコは法律で禁止されていない。
ならば民主国家なら吸う権利もある。
それがこんなに事が大きくなり、まるでタバコを吸う人が悪者のように扱われる。
法律で認めている国家はそれを保護するどころか「吸うな」とも言わんばかり。

タバコを吸う物を「悪者」としよう。
ではそれを売るたばこ屋さんは?タバコ葉生産者は?

みんな閉店や廃業に追い込まれている。
結果として、たばこ産業を、タバコ農家を殺している。
うちの会社でもタバコ葉の生産を止めざるを得なくなり、働いてる人がいる。
これは幸せなの?

タバコを作る人も、売る人も、悪いことをしようとして売っている訳ではない。
それを国が法律で認めておきながらどんどん縮小させ、国民全体が悪者扱いしていく風潮はどうなの?

タバコは好きかと聞かれれば、好きです。
嗜好品です。やめさせていなら法律で禁止するか、国全体が理解して棲み分けるか、どちらかハッキリして欲しい。

体罰も、擁護はしませんが、絶対にいけないのか?と言われれば疑問が若干残ります。
僕は先生からゲンコツ食らったり尺定規でケツバット食らったり、出席簿の角で頭小突かれたり、平手打ち食らったり、1時間正座させられたり、背負い投げ食らったりしました。
それはなぜか?僕が悪いことをしたからです。
悪いことをしたとはいえ体罰はいけない、と言うなら、極論を言うなら悪いことをした人が死刑になることも体罰になると思う。
体罰がいいとは言わない。
でも先生と生徒のバランス関係が崩れて学校自体が立ちゆかなくなるなるなら、なんらかの対策は考えるべきだと思います。
怒る=叱るではないけど、人間には喜怒哀楽があります。
人間はその感情を出すことでバランスを保っています。
「怒」だけを押し殺したら、片方で「楽」だけが増長し、今のような歪みが生まれると思う。
今の子どもたちは怒られるという経験が少ない。
なにやっても誰も怒らない。
だから突然怒られると逆ギレする。
逆ギレされても黙って暴言を、暴力を受け入れる?

自分もどれが正しいのかはわかりません。
でも世論が少し行き過ぎてる気がします。

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