昨夜は貴重な体験でした。
ずっと行こう行こうと思ってて参加できなかった、視覚障害者のボルダリングミーティングにようやく参加させてもらいました。
知的障害、身体障害の経験はあるけど、視覚障害の世界は僕にとってもまだよく知らない世界です。
どんなことが起きるのか、ワクワクでした。
誘ってくれた友達よりも先にジムに到着した僕は知らない人だらけの中でどうしていいかわからず、今日のプログラムもわかってないままウォーミングアップ。
僕はすでに本番は始まってると思っていたので、スロースタートしながらもそのまま登り続け、いつの間にか夢中になって登っていました。
そうしているうちに全員集合がかかり、これからグループに分かれて登ってもらうという話。
すでに僕の腕はパンパン状態(笑)。
グループは5名程度ずつに別れ、僕のグループには視覚障害を持つクライマーが2名。
僕は初めてだったので、それぞれのペアを後ろから見ながら声をかけたり会話したりしてました。
わかってはいたけど、実際に目の前で登る視覚障害者のムーヴ(壁での動き)はすごい!
見えないはずなのに、まるで見えているかのようにスムーズなムーヴで果敢に攻めていく。
実際、僕なんかが(腕もパンパンでしたが)クリアできなかった課題もすんなりクリアして脱帽。
パートナーをしていた正眼の方とも知り合いになり、いろいろ声のかけ方など教えてもらいました。
もうひとつびっくりしたのは、正眼の人が登っているのを下から応援している時も、まるで見えているかのようにイメージをつかみ、「ガンバ!」と声をかけていたことでした。
人は五感のひとつが欠けると他がカバーするようになると言われるけど、まさにその通りでした。
視覚障害の人に声をかけ、逆に僕らが声をかけられる。
もう僕らは視覚障害者の補助ではない。
一緒に登っているパートナーとして、一緒に楽しんでいた。
どんなスポーツもユニバーサルな環境は作れる。
それをあらためて実感したエキサイティングは体験でした。
今回誘ってくれたたみーにも感謝。
ちーこも僕が来るというのでちょっとだけ顔を出してくれました。
そして新しいつながりもできました。
また来ます!
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