ここんとこずっとレコーディングに時間を費やしているので、その他のネタがないです(笑)。
パソコンで録音をするときに必要な基本構成があります。
・パソコン(当たり前w)
・DAW(レコーディング用ソフト。Protools、Logic、Cubaseなど)
・オーディオインターフェイス(パソコンに楽器をつなげる入り口)
基本は以上です。
パソコンは音質をよくするためにはそれなりのスペックが要求されます。
特にCPUの処理速度とメモリー量はある程度必要で、僕も今持っているMacBookProのメモリーをこれを機に8GBに増やしました(これでも不安なくらいです)。
DAWは変な話、MacについているGaragebandなんかでもできないことはないですが、プリセットされているエフェクト類や音源の種類や編集の自由度を考えるとProToolsやLogic Studioなどそれなりのものが必要です。
で、オーディオインターフェイス。これが音質の鍵を握ります。
通常安いタイプですと24bit、96kHzくらいまでが標準です。
CDの音質が16bit、44.1kHzですから、それに比べればいい方なのですが、実際にはCD音質にはまだまだ遠いものがありました。
ちなみにビットレートは音のダイナミックレンジを表します。ビット数が多いほど音の強弱の解像度が上がります。
周波数はサンプリング周波数といって、1秒間にどれだけの情報量で記録するかです。
もちろん周波数が上がるほど音質は向上していきます。
今回は1曲、現時点でうちの最高品質である24bit/192kHzで1曲録音してみました。
いつもは24bit、96kHzです。その前のMTRという専用のレコーディングマシンを使っていたときは24bit、48kHzでした。
結果はびっくりするほど歴然でした。
悩みだった音の艶やキラメキ感がすっきり解消され、曇りが取れたというか、音像がはっきりしました。
ちなみに今回はサザンの「希望の轍」と録りましたが、イントロのCPの音やテレキャスのストロークのキラメキ感がハッキリしています。
96kHzまでの周波数で悩みの種だった「音の埋もれ」もなく、それぞれの音がはっきりた定位で聞こえてきます。
これまで3曲ほどボーカル入れまで終わっていて、それをミックスダウンしてデモ版として聞いていますが、「希望の轍」だけまったく別物に仕上がってしまいました(笑)。
他の曲も192kHzでもう一度録り直したい気持ちもありますが、今回はこのままで(笑)。
ただ、新たな悩みも。
解像度がはっきりしたことで、今まで聞こえなかった演奏のミスやヨレがはっきりわかります(笑)。
それとパソコンが時々バッファーオーバーしてしまい、止まってしまうことが。
一応不要なテイクなどを削除したりバッファーサイズを都度増やしたりして対処していますが、スペック的にかなり綱渡りなんでしょうね。。。
でもこんなに音質が違ったとは。。。
おじさん、カルチャーショックです(笑)。
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