2013年7月3日水曜日

歌ができるとき

昨夜沖縄居酒屋で飲んでたとき、「歌はどうやってできるの?」って話になった。
曲を作るときは3つの入り口がある。

メロディー先行
メロディーが先に頭に浮かぶ。
大抵は2小節から4小節程度の短いフレーズ。
その時の心情や情景を元にメロディーを膨らませ、コードを付ける。
歌詞は後から考える。

コード先行
ギターを弾く人ならこれが一番多いんじゃないかな。
数小節のコードを決めて、そこにメロディーを乗せて行く。
コードはその時の心情や情景に合った進行を選ぶことが多い。

歌詞先行
言葉が先に浮かび、それをメロディーに乗せて行く。
言葉もほんの一言や数文字程度のものから。
大抵は1フレーズ程度の言葉にメロディーが付いて、そこからほぼ言葉とメロディーが同時に動くことが多い。僕の場合だけど。

でもどれを取ってもその時の心情や情景に影響されることが多いから、ほとんどの場合、誰かのことを思い浮かべたり喜びや悲しみ、怒り、痛みなどが絡む。

僕場合はあまり喜びをテーマにすることがないので、大抵は悲しかったり辛かったり。
産みの苦しみみたいな(笑)

誰かのためにではなく、自分の感情を正直に出す場合が多いかな。
誰かのために作ったりすると、まるで真夜中に書いたラブレターのように、陳腐な言葉ばかり並んでしまう。

できあがったは、決してプロのような素晴らしいものではないけど、決して満足のいくものではないけど、それでも世界に一つしかない曲だから気に入ってます(^_^)

大切なのは、伝えたいこととそれを歌う情熱です。

口ずさんでみよう。
それがあなたの名曲だ。

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