2014年3月21日金曜日

突然のお誘い

3連休を目前にした木曜日の夜。
会社で残業してたら、携帯が鳴った。

「こんばんは!」

久しぶりに聴く声。
変わってない声。

東京に出てきたけど、時間が空いてるので一杯行きませんか?というお誘い。
僕は二つ返事で会社を飛び出した。

5年ぶり?10年ぶり?
最後に会ったのはいつか忘れてしまうほどご無沙汰。
彼女が遠く離れてしまってから、まったく会う機会はなかった。

有楽町で待ち合わせて、電車に飛び乗った。
待ち合わせ場所に着くと、彼女はすでに来ていた。
昔と全然変わってない。
まるで時間が止まっていたかのようだった。

早速いつもの沖縄居酒屋へ行き乾杯。
昔のこと、今のこと、そしてそれまでの流れ。
いろんなことを話した。

今は母親が倒れて世話のためにこっちに帰ってきているらしい。
にこやかに話しているけど、とても大変だったんだろうと思う。

遠く離れるまでは、よく一緒に遊んでた。
森のみんなは元気ですか?
こないだの雪、森は大丈夫でしたか?
時間が空いてるなら週末の森にも連れて行きたかった。

まだまだ母親の世話など大変そうで時間を空ける余裕はなさそうだけど、
そのうち落ち着いたら昔のように連れて行ってあげたいと思う。

なにより久しぶりの東京でポツンと暇になったとき、
僕を思い出してくれたのがうれしかった。

今度はこっちが近くまで行くから、またゆっくり飲み、語ろう。
ありがとう。友よ。
ありがとう。

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