2013年6月8日土曜日

【現代版】オリジナル曲ができるまで

久しぶり、というか、何十年ぶりかに本腰入れて制作に入った新曲。
今までオリジナルは作ってはいたけど、楽譜に書き留めて終わっていた。
今回はPCを使った現代版(?)作曲方について紹介。
といっても自分流ですけどね。

ようやくPCによる録音を始めたけど、これが覚えてくると意外に簡単というか、柔軟で自由が利く。
最初はProToolsでレコーディングしてたけど、今は完全にCubeseです。
その強力な作曲機能を使いました。

まずは浮かんだメロディをピアノの音などで打ち込みます。
この時点でイントロとか間奏はありません。
まずは主旋律を打ち込んじゃいます。

ここでCubeseの強力な機能、コードトラックを使用します。
コードトラックとは、名前の通りコードを打ち込むトラックで、コードが変化する箇所にコードを設定するボックスを置いていき、そこにコードを書き込みます。
これが凄く柔軟で、メロディに合ったコードをいろいろと試すことができるし、そのコードを鳴らすこともできます。なのでメロディに合ったいい響きを何度も試して決めることができるのです。
もちろんテンションやオンコードも可能。
そしてコードアシスタントという機能がすごい。
直前のコードと直後のコードを判別して、最適なお奨めコードのパターンを表示してくれます。
今回はこれを使ってコードを設定しました。

いつもギターで作曲する僕は、どうしてもコード進行や手の癖が付いちゃって決まったパターンになってしまう。
今回はこのコードトラックを使用することで今まで使わなかったコード進行パターンも使うことができました。

コードが決まったらまず全体を聴いてリズムパターンを決めたり最終的なできあがり-イメージします。
今回はピアノがメインの伴奏を務めるので、まずはピアノから録音していきました。
ご存じの通り、僕はピアノが弾けないのでイメージした旋律を1音1音打ち込みます。
ただ、4分音符の連続やコード弾きなどでは、このコードトラックが威力を発揮します。

コード弾きの部分を、まずはCだったらCで構わないので、コードに関係なくジャン、ジャンと打ち込んでいきます。
その後にピアノを「コードに追従させる」設定にすると、なんということでしょう、適当に打ったコード音がキチンとコード進行に合った音に変更されます!
なんて楽なんだ(笑)。
もちろんコードの構成、トップ音、ベース音、何声かなども設定可能。
そしてそれ以外の、たとえばおかず的な旋律を入れたりする時は別トラックを作ってそこに打ち込んでいきます。このトラックには「コードに追従」機能は設定しません。

ピアノが打ち終えたら、今度はリズムセクション。
ドラムを打ち込み、ベースは実際に弾いて録音します。

今、作業はここまで。

この後は上物と言われるストリングスやギターを入れたりします。
歌詞もほぼできあがったし、仕上がりが楽しみです。

マニアネタでした(笑)

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