2012年11月5日月曜日

Gibson LG-0


Gibson LG-0がやってきた(写真奥)。
1960年製。オールマホガニーの暖かい音色。

先日、ネットでいい感じに枯れた傷だらけのLG-0を見つけて一目惚れ。
しかし直後に売約済みになってしまった。
今回お店を何軒か見て回ったら、ちょうど出物が見つかり、価格も安かったのでL-50を下取りに出して購入。
1940年代のL-50から一番安価なモデルになったわけなので下取り価格と購入価格はとんとん。
ほぼトレードという感じでした。

L-50もすごくいいギターで、音もスプルーストップ+メイプルの明るくも枯れた感じで気に入ってたのですが、出番もほとんどないので、手放すとしたらこれかなと。

さて、1960年製のLG-0。
右のLG-1よりもさらにチープな音。
ボディもLG-1より薄く、重量も軽い。
ネックは細く、いわゆるナローハイというタイプで、細いが若干厚みはある感じ。
音はラダーブレイシングらしい、ガランガランという感じで、それでいてマホガニーの丸みのある暖かい音がします。
まったくどれにも属さない音です。
LG-1よりもさらにブルージーで泥臭い音。すてきです。
アーティストの中ではおおはた雄一がメインのギターとして使っています。
忌野清志郎も初期のフォーク時代のメインギターがこのLG-0でした。

ケースは安っぽいチップボードケース。
中が簡単な作りでネックを支える枕の部分がないため、海外の新聞が敷き詰められてました(笑)。
これはこれで味があるのでそのまま使おうと思います。
さすが海外買い付け品(笑)。
ネックはリフレット済みで、トップは1ヶ所割れの跡があるけどきれいに直ってました。
ネック状態も良好。

やっぱりパーラーサイズのギターって持ちやすくて大がかりな感じがせず、ちょっとしたときに弾けるので重宝しますね。

J-45はお気に入りの最高峰ですが、このLGシリーズはそれに次ぐお気に入りです。


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