2016年12月24日土曜日

師走

早いもので、前の会社を辞めて1年が経ちました。
今の会社はこれまで勤めてきた会社の中で最も会社らしい会社で、労務も福利厚生もしっかりしてるし安心して働ける会社です。
もちろんいろんな人がいるわけですからどこに行っても楽園はありません。
でも会社のトップはトップらしくドシッとしていて、社員が会社の方向性を考え決め実行できるいい会社です。

僕も今は新しい事業のプロダクト企画を一手に任されていて、先月あたりからバタバタとしています。僕を引っ張ってくれた上司が僕の得意分野を理解し、活かしてくれてます。
現時点でおよそ40点のプロダクトを企画中で、今はそれをひとつひとつ詳細を詰めているところです。

さて師走。
1年の終わりということでいつもならこの1年を振り返るのですが、先日こんなエピソードを目にしました。
先日、Appleが過去20年のプロダクトデザインをまとめた本『Designed by Apple in California』を発売しました。驚いたのは、Apple自身が過去の商品のアーカイブを作り発表したことです。

これについては出版を発案、デザインしたジョナサン・アイヴがインタビューに答えてました。

「我々は未来を作るのであり過去は一切振り返らない」

もちろん失敗作もあります。しかしそこで失敗を学んだら、あとは捨て去るのです。
そのため驚いたことにAppleには過去の商品は一切保存しておらず、この本の出版のために過去の商品を中古屋などで買い集めたそうです(笑)
きっと日本の企業に多いのでしょうが、過去の失敗をちくちくとつついてはいつまでもその清算を求めたり過去の栄光にしがみついてレガシーの呪縛から抜け出せない会社が本当に多い。「改革」とか「革新」という言葉を掲げる企業も多いけど、その言葉を掲げてる時点で過去に縛られている。
この本にはジョブズがAppleに復帰してからのプロダクトデザインが掲載されているけど、そこにはジョブズが復帰した頃に作られた「20th anniversary Macintosh」が掲載されていない。つまりあれは過去の集大成であり過去に縛られた産物だったのです。事実、ジョブズはその1号機をAppleから贈られたけどすぐに捨てた(一部の話では窓から投げ捨てた)らしい。

 確かにジョブズが復帰する前のAppleは過去に縛られ倒産寸前の混迷した時代を送っていました。
このジョナサン・アイヴのインタビューを見たとき、確かにそうだなと思った。
自分は過去のことをいつもくよくよしたり戻りたがったり、それに縛られていた。
ADHDの性格上その呪縛から抜け出すことはできないけど、それでも振り返るのはやめようと思った。仕事上では僕は部下たちに過去のことをねちねち言ったりせず「もう忘れろ、次に向けて行動を移せ」とよく言ってましたが、僕自身は意外と過去を引きずったりしていたのです。

そんなわけでこの1年を振り返ることはやめました。
来年はどんな年にするか。それだけを考えることにしました。
かといって、具体的にどんな年にするか考えがあるわけではありません(笑)
でも過去はもう振り返らない、残さない。
時間は過去に戻ったりしない。常に未来にしか向かっていない。
だったら未来だけ考えればいいんじゃないかな。

そんなこんなでみなさまにとって来年が良き年になりますように。

2016年12月7日水曜日

モノを粗末に扱うからこそいいモノを使う

HUGO BOSSの手袋。
もう10年以上使っている。
結構高かったけど、柔らかく品質の良い本革は暖かくてつけ心地もいい。

僕はモノを粗末に扱うくせがある。
手入れも仕舞いもせずその辺に放っておいたり、埃だらけにしたり、それは酷いものです。

いいモノを買うのは自分への戒め。
高かったモノはやっぱりきちんと扱います。
「粗末に扱うから安物でいい」は逆効果で、益々粗末に扱うモノが増えるだけです。

粗末に扱うからこそいいモノを。
その方が大切に扱うし、なにより長持ちします。

それが僕がいいモノを買う理由です。

2016年12月2日金曜日

星を撮る

子供の頃は天体が大好きで、田舎だったこともあり星空がよく見えて毎晩のように外で観測してた。
基本的に宇宙とか星とかの話は大好き。
インターネットが普及していろんなことを知ることができるようになって、宇宙の果てはどうなっているのか、どうやって何百万光年も先の星のことを知ることができたのか、どんな計算をしたのか、宇宙の誕生はどうなっていたのか、調べれば調べるほどキリがなく、そして奥深さを知る悦びもあります。

そして晴れた夜は遠く離れた星を撮影するのに夢中です。
でも天体写真なんてまだ始めたばかり。
知れば知るほど奥深く、本当の意味でのマニアの人たちに比べれば足元にも及ばない腕前と知識です(笑)
それでも星空をカメラで捉えるのはとても楽しい。
ノイズだらけのまるでダメな写真ですが、上はアンドロメダ銀河(M31)。
大きな渦を巻く、我々の住む銀河系のすぐとなり(といっても200万光年以上彼方)の銀河です。
その上、アンドロメダの中心から11時の方角にはぼんやりとM110星雲が見えます。
これ、何十枚何百枚と撮ってようやく捉えた姿。
そしてアンドロメダの右下、4時の方向には小さくぼんやりと光る天体、M32星雲も捉えています。M110とM32はいずれも約290万光年の彼方。光の速さで290万年です。
つまり今見ている光は290万年前に放たれた光。

2枚目はオリオン大星雲(M42)。
ガスもキレイに捉えているけど、中心付近にある4連星(トラペジウム)は白飛びしてて見えない。ベテランのみなさんから見れば「まだまだ」な写真です(笑)
M42のすぐ左上で赤いガスを放つ小さな星雲がM43。
ちょうど0時方向にはランニングマン星雲(NGC1977)も見えますね。
下手くそなのではっきり写ってはいませんが、キレイに撮るとガスの影が走っている人のように見えます。
オリオン大星雲は非常に大きな天体で、肉眼でも確認できます。
双眼鏡があればこの姿も見ることができます。
つまり、撮りやすい入門的星雲です(^^;

3枚目もノイズだらけの下手くそな写真ですが、こちらもオリオン座にある燃える木星雲(NGC2024)と馬頭星雲です。
オリオン座の三つ星の一番左の星、アルタニク周辺にあるのですが、正直肉眼でも一眼レフの望遠で撮ってもわかりません(笑)
普通は一眼レフのフィルターを改造して赤い星雲を捉える(つまり赤外線を通しやすくする)らしいのですが、そんな改造費もかけてられないし普通の写真が撮れなくなっちゃうので、僕の場合は無改造の一眼レフに星雲の光の周波数を通すフィルターを付けて撮っています。
しかしその光のほとんどが一眼レフの赤外フィルターで弾かれるので、記録されるのはわずかな光。
それを画像処理して増感したのが上の写真です。
アルタニクの左側に見える、木が燃えているような星雲が「燃える木星雲」、真下に延びる赤い帯の部分が馬頭星雲で、わずかですが、馬の頭のような影が見えます。
僕のカメラではこれくらいが限界のようです。。

それでも星空を見上げるのは楽しい。
毎晩寝不足になるけど、晴れた夜はとれもわくわくしますね。
みなさんもたまには星空を見上げてみては。

2016年11月25日金曜日

わらしべ長者的な

Appleから「iPhone 6s Program for Unexpected Shutdown Issues」が発表され、僕のiPhone6Sもその対象シリアルとなっていた。
バッテリーは最近は発火したりする事故も多いため、早めの対応がいいなと思い、早速AppleStoreへ出向き、対応してもらいました。

対応方法は内部バッテリーの交換で、受け付けてからバッテリーを取り寄せるため、後日入荷後に再度来店しバッテリー交換をするというものでした。

しかしここで問題が。

僕のiPhone6Sは一度落としてガラスが一部割れていた(ほんとに1cmくらいのヒビ1本程度)ため、まずはこのガラス修理をしないとバッテリー交換ができないとのこと。
ガラス修理には3000円ちょっとかかる。
でもバッテリー問題を解決するには避けて通れないため、その場で修理の申込みをした。
するとスタッフさんが段取りのためか、どこかに行ってしまった。

ガラス交換て、ガラスだけほんとに交換するのだろうか。それとも本体丸ごとなのだろうか。
本体丸ごとだったら、いっそのことそれでバッテリー問題も解決するのに。。

と思っていたらスタッフさん戻ってきた。
「今回特別に本体丸ごと交換させていただきます」

やっぱりそうだよね?それが一番対応早いし一石二鳥だよね?

結局ガラス交換は丸ごと交換となるため、バッテリーのリコールも相まって無償交換となりました。

やっぱりAppleStore対応いいなぁ。
おかげさまでボロボロだったiPhone6Sはバッテリー問題もガラスの割れも解決しピカピカの新品に。

助かりました。

2016年11月19日土曜日

紅葉シーズン

都内も紅葉がきれいになってきました。

仕事の途中、時間がぽっかり空いたので六義園に寄ってみた。
まだ色付き始めの表示だったけど、鮮やかな紅が目に飛び込んできた。

ここ近年は一人でこういう風景を見ることが多くなったけど、前にも書いたかもしれないけどほんとに高齢者のように自分の趣味のために一人で出かけたりすることがほとんどとなってきた。
段々やんちゃも追いついてきたようです(笑)

房総の絶景や星空を追い求めて車を走らせたり、一晩中バルコニーで星空を観察したり、ハムスターを飼って世話したり。

六義園でもすっかり落ち着いて御抹茶とお菓子をいただいてまったりしてました(笑)

歳をとるとはこういうことか。
すっかり枯れ路線です(笑)

2016年10月30日日曜日

「入れ物」へのこだわり

「入れ物」は結構こだわります。
いろんなものを整理するとき「僕にとって」は入れ物がとても重要な意味を持つからです。

だいたいこだわる点は
1)簡単に出し入れできること
2)ぴったり収まること
3)入れる場所が「決まっている」こと
です。
特に入れる場所が決まっているということはとても大切です。
汎用性の入れ物だと「特に入れなくてもいい」と判断しがちで、結局整理せずその辺に放置します。
そのため、自分の大切な物は必ず入れ場所を決め、モノと入れ物の「一体性」にこだわります。
自分のための予防策ですね。

よく友達にも専用ケースに入れたものを持ってると「こだわるね〜」と言われますが、とても大きな理由と意味があるのです。

2016年10月8日土曜日

星空を求めて

3連休だというのに天気が悪くて星空の写真も撮れない。

そう思っていた金曜日。
まだ天気はいい方だ。
崩れるのは明日の土曜日。
ならば今夜はチャンスがあるんじゃないのか!?

星空指数は「見られたらラッキー」の10%。
仕事から帰ってカメラを車に積み込み、夜の房総へ出発した。
なんとなく雲の衛星画像を見て、もしかしたら南房総ならチャンスがあるかもしれないと思い、一路南へ。

着いたのは房総半島最南端、野島崎灯台。
ここは星空写真の名所としても有名。

着いたときはまったく星空の見えない真っ暗闇。
灯台の光だけが煌々と海を照らしていた。

とりあえずカメラと三脚を抱えて岬の突端へ。
撮影の準備をしてひたすら待つ。
灯台の光と海の波音だけの世界。
なんだか落ち着く。

30分ほど経った頃、雲に切れ間が出てきた。
わずかに覗く星。
とにかくシャッターを切った。
現れては消え、また現れては消える雲。
その隙間を縫ってシャッターを押す。
いい感じ。
この調子で雲の切れ間を待っては写真を撮りまくった。
午前3時過ぎ、一気に空が晴れ渡る。
でも雲が発生するのも時間の問題。
どんどんシャッターを切る。
天の川がはっきりわかるほど無数の星々が写り込んで美しい。
房総にもこんなに星を楽しめる場所があるんだな。
灯台の光もとても神秘的というか、落ち着く感じだった。
真っ暗闇の海から見れば、きっとそれは安堵の光なんだろうな。
結局空が白んでくるまで撮り続けた。
帰り道も撮影の名所を巡ってシャッターを切り、土砂降りになってきたので撤収。

2016年10月2日日曜日

星空を見上げながら

2週間ほど前、天体望遠鏡を買いました。
ずっと憧れていた天体望遠鏡。
天体を自動追尾できる赤道儀付きはとってもとっても高価なため、学校や天体観測教室などのイベントをやっているような施設に置いてある安いタイプ。
屈折式と反射式で迷いましたが、天文台などにも使われている反射望遠鏡にしました。

屈折式は、一般的なレンズを通して拡大するタイプ。
こちらは扱いやすい反面、レンズによる光の滲みというか、色収差が発生しやすい。
反射望遠鏡は単純な構造で、鏡筒の奥に設置された鏡(すこし湾曲している)に光を反射させ、鏡筒入り口付近に設置された小さな鏡に光を集めてそれを観測します。
そのため集光率が屈折式より遙かに高く、色収差のないくっきりとした像を結ぶことができます。単純な構造のため屈折式と同じコストで集光率も画質も高くすることができるというわけです。
その半面光軸のズレが生じやすいためメンテナンスが必要とか、鏡筒内で温度差による対流が発生しやすいため30分ほど野外で慣らす必要があるなど、手間がかかることも。
それでも低予算で素晴らしい画質で観測できるのは捨てられません。
小学校〜中学校は天体少年でした。
音楽もさることながら、天体も大好きで、図鑑を読みあさったり、父親のカメラを借りて夜空の写真を撮ったり。
しかし天体望遠鏡はとても高価で手が届かず、それにバンドを始めたため天体望遠鏡よりもギターを買うことが僕の中では優先事項になってしまったのです。

あれから何十年も経ち、カメラで星空を撮っていくうちに、あのころの熱が再び上がり始め、やっぱり天体望遠鏡が欲しい!となってきたわけです。

しかし買ってからは台風だの秋雨だのでずっと星空は見られず、観測できたのはわずかに1日だけでした。。。
それでもわずかな晴れ間を縫って、満月の観測と撮影を敢行。
さすが天体望遠鏡、ピント合わせはまだまだ未熟ですが、月の地平線のデコボコまで捉えています。
写真は撮っていませんが、プレアデス星団(すばる)やオリオン座大星雲もくっきりと見ることができました。
赤道儀がないので一生懸命手動で追いかけながらの忙しい観測になりますが(笑)
上の写真は普通に一眼レフで400mm望遠を使って撮ったもの。
細かい描写はまだまだこちらの方が上です。
なんとか天体望遠鏡でこのレベルまで撮りたいものですが、なかなか難しいですね。
特に惑星や星は月と違って光量が足りないため、赤道儀で長時間露光しないと、とても撮影はできません。
残念ながら天体望遠鏡を使った撮影は、今のところ月が精一杯のようです。
それでも色んな星を眺めるのはとても感慨深いものです。
これから冬に向けて空気がきれいになっていくので観測に向いた季節となります。
早く晴れてくれるのを祈るばかり。

写真も天体も、あらためて楽しいと思えます。

2016年9月14日水曜日

久しぶりの友達飲み

夕方、携帯に電話がかかってきた。
ひとつ下の後輩からだ。

「今夜新宿でみんなで飲むんですけど来ませんか?」

久しぶりのお誘いに、二つ返事で新宿に向かった。
場所はこれまた友達のバー。
先に3人で始まっていた。
3人ともひとつ下の同期たち。
そんな中に僕も呼んでもらえるなんて、とてもうれしかった。

高知に単身赴任するTは相変わらず元気そうで、野外の立て直しを熱く語っていた。
Mは最近久しぶりに再会して、以来もんじゃ食べに行ったりちょくちょく会っている。
Yは相変わらず野外プログラムの仕事が忙しいようだが、可愛らしくて、キラキラしていた。

みんなそれぞれになにかを抱えながら生きている。
それでも元気な姿は相変わらず。
自然の家の体勢建て直し、大分ジオパークの課題、アスペルガーや自閉スペクトルの話。
僕ららしい話題が次から次へと溢れてくる。

僕はといえば、先日も書いたようにまるで余生を送るような生活。
星を見て、花を見て、鳥を見て、それを写真に収める。
波に乗る。ギターを弾く。
小さなカフェを探す。

そのうち仙人にもなってしまいそうですが、最近の僕の星の写真とか、褒めてくれた。
それだけで十分うれしい。
一緒に歳を取ってきたはずなのに、なんだかまるで大学生活の時から変わらないような錯覚に陥る。みんなキラキラしている。

負けてられないな。
余生なんて言ってる場合じゃない。
彼らにはいつも刺激を受ける。
すばらしい仲間じゃないか。

2016年9月9日金曜日

静かな日々

これを「枯れていく」というのでしょうか。
昔はちょくちょく友達と飲んだり騒いだりしてましたが、ここ近年はそういったこともあまりなく、一人淡々と毎日を過ごしている感じです。

でもそんな日々も悪くない。
サーフィンや登山、写真と好きな趣味を休日楽しんだり、意外と自由になった感じです。
週末に自然の写真を撮ったりカフェを見つけたりするのも楽しい。
一人だし誰に気兼ねすることもなく、好きなように走り好きなように立ち寄る。好きな場所で写真を撮る。

ヘミングウェイは「老人と海」で孤独な老人を描いた。
しかし老人は自ら孤独を選び、自分自身と闘った。
なにかを克服し脱皮していく新しい自分をもう一度味わいたかった。
「ノスタルジー」という恋人にもう一度会いたかったのだ。
彼は「受難」したのではなく「挑戦」したのだった。
自分のことを「孤独」と呼ぶにはふさわしくないかもしれないけど、今は色んな事にあらためてチャレンジできるようになってきたと思っている。
若い頃のように体は動かないけど、究極を目指さなくてもいい。
山でいうなら、山頂を目指すだけが山登りではない。
その過程にも素晴らしい瞬間や景色が広がっている。
今はそれを楽しむときなのかも知れない。
実際、房総の自然巡りも楽しい。
まだまだ知らない自然がたくさんある。
そして知れば知るほど房総の自然が素晴らしく、深く、多様であることに気づき好きになっていく。
今は自由であり、孤独であり、何でも出来る。
静かであり、熱い日々でもあります。

こうして人は年老いていくのでしょう。
なかなかいいじゃないか。

2016年9月3日土曜日

星空レンズ

野鳥撮影御用達のレンズがあれば、星空撮影御用達のレンズもあります。
しかも韓国製の安いレンズ。
それが10倍もの値段もするCanonの純正レンズよりも鋭い解像度を誇る。
安くて明るくて超高解像度のレンズ。
僕は別に天体撮影に詳しいわけではなく、これからキレイに撮りたいと思い、いろいろ調べました。
するとこのレンズを持っている人が圧倒的に多い。
しかもこれ、実はオートフォーカスでなないのです。
そう、マニュアルレンズ(笑)
だからピントは自分で合わせないといけません。
最初は難しいように思えるけど、合焦したときのパキッとした写りは確かにすごいの一言。
しかもF2.8という明るいレンズなので、星が見事に映り込む。
まだ好条件では使えてないけど、これは天の川とかものすごくキレイに写るんだろうな〜。
完全に星空専用なので、安くてもマニュアルでも全然OK。
星空撮影は基本マニュアル撮影ですもの。
こんなこと言ったら失礼だけど、韓国製なのに侮れない。
もっともっと星空を撮りたくなるレンズでした。

2016年8月27日土曜日

鳥撮御用達レンズの威力

どうしても月をキレイに撮りたくて、構想3ヶ月。
ようやく資金を貯め、安い店を見つけて買ってきた。
Canon EF400 f5.6L。
なんでも鳥撮御用達のレンズらしい。

発売は20年以上前の、なにせフィルム時代の古いレンズ。
しかし今もモデルチェンジせずに現役でラインナップされているということは、それなりに理由があるのだろう。
僕が今回買ったのは本当にフィルム時代に発売された個体で、ボディもかなり傷だらけ。
しかしレンズは問題なかったため、決断。

さっそく撮ってみた月。
トリミングしたけど、クレーターもくっきりと捉えていた。
F5.6と暗いレンズなのに、解像度がすばらしい。
シャッタースピードは落ちるけど、400mmという超望遠なので基本的に三脚使用前提。特に問題はありません。
EF70-200 f2.8Lも素晴らしい解像力だったけど、やっぱり400mm単焦点は次元が違った。
野鳥撮影に人気の理由もよくわかった。

古いレンズだけど、これだけ写れば文句なし。
カワセミとか撮りたくなりました(笑)

2016年8月20日土曜日

すすめ、お調子者

人が飾るときは、何かを隠している。

よくいわれる言葉ですが、化粧や洋服、アクセサリーなどで自分を飾るとき、人は心理的に自分の醜いところを隠すために行うことが多いのです。

今日は今まで語ったことのないことを語りたいと思います。

僕はよくイベントや仲間と遊ぶときに冗談や調子いいこと言ったり、いわば「お調子者」みたいに振る舞います。時には空気を読めずに本気で怒られたりもします(笑)
今回のキャンプでも、仲間や学生たちから「変態」だの「セクハラ」だの「サイテー」だのまーいろいろ言われました(笑)

僕を深く知る一部の人はわかっていると思いますが、実はとても小心者です(笑)
真面目に話します。目を合わせません。

僕にとっては「お調子者」的行動は化粧や洋服、アクセサリーなどと同じです。
「お調子者」はほんとの自分を隠す、絶好の隠れ蓑。暖かい毛布のようなものです。
お調子者でいる限り、自分の本心も悟られることはない。
木は森に隠すのがいい。
褒められようが嫌われようが、お調子者でいればほんとの自分を覗かれることはないし悟られることもなく、「いつものあの人」でいさせてくれる。
周りのみんなが僕に対して決まったイメージを持ってくれているなら、それでいいのです。
僕は絶好の隠れ蓑に隠れていられる。

ほんとの自分は、かっこ悪いし好きではないのです(笑)


2016年8月16日火曜日

続けていこう、どこまでも

夏の障害者キャンプが無事終了しました。
このイベントが終わると、一気に夏が終わった気分になってしまいます。
それだけ自分も楽しみにしている夏の一大イベントということでしょう。

障害者の自然体験活動も、もうすぐ初めて20年になります。
よく続けて来れたな〜、と思うし、僕らの存在意義というか使命はそこにあるのだとも思います。

僕自身もADHDであり、こんな大きなイベントを成し遂げていくことは困難なことです。
いつも思うのは、周りの仲間の存在、理解が僕を支えてくれているということ。
僕をうまく使ってくれているからこそここにいられるのだということ。
それをいつも心に、「ありがとう」と「ごめんなさい」を言いながらできるかぎり続けていきたい。
僕も続いていることがモチベーションになっているから。

それが限定的でもいい、共に生きる空間を作っていく。

続けていこう、どこまでも。

2016年8月2日火曜日

波のリズム、月のリズム

都知事選挙は小池さんの圧勝で終わりましたね。
僕は都民でもないし関係はなかったのですが、都内で仕事をし、選挙戦を見てると誰が勝つのか何となくわかってきました。

その直前に行われた参院選では野党がこれでもかというばかりの安倍政権批判を行なっていましたが、それは聴く側としてもイヤになるほどでした。
それでいて有権者に希望が持てるような政策も打ち出していない。
都知事選ではそんな与野党のヤジり合いに嫌気ムードが漂っていました。その影響は大きいと思います。


さてさて、週末はサーフィンに行ってました。
雨の予報もあったけど、星空がとてもきれいで空が白み始めるまで眺めては写真を撮っていました。

月は新月に向かって細くなってします。
そして月のリズムに合わせ、波もリズムを作っていきます。
予想通りいい波がやってきた週末。
それだけにポイントブレイクの部原はサーファーで大混雑。
この時期はサーフィンを始めたばかりの初心者もうじゃうじゃ。とても危険です。
案の定、僕がワイプアウトした際にインサイドにいた初心者サーファーに板が当たりました。
しかしルール上テイクオフしたサーファーに道を開けなければならないのですが、そのサーファーは避けるどころか僕の進路に入ってきました。
怪我をしなかったか確認の声はかけましたが、相手がルール違反のため、それ以上のトラブルにはなりませんでした。

混雑してるので無理もないけど、部原はポイントブレイクであり上級者が集まるスポットでもあります。
きちんとルールを理解して、安全に楽しみたいものです。

写真は明け方昇ってきた三日月と、その光に照らされる波。
我ながらよく撮れたのでiPhoneの壁紙にしました。

2016年7月17日日曜日

障キャン事前講習

先週は障キャン事前講習でした。
今年は学生の履修希望者が集まったので、大学の授業としても成立。
それがとてもうれしかった。
恩師である教授はもう引退するけど、後を継ぐ先生も決まり、事前講習の様子も見に来てくれました。

キャンパーのみんなもこの日を楽しみに待ちわびたかのように、いい笑顔。
20年近くこのキャンプをやってるけど、続けてきてよかったなって思う。

キャンパーも僕らも一緒に歳を取りました。
その間に短い生涯に幕を閉じたキャンパーもいます。
それでも一緒に歳を取り、一緒にこうして自然の下で遊べるなんて、素晴らしいことです。
段々僕らも歳を取って動きが年々遅くなってるけど、体の続く限り、一緒に過ごして行けたらなと思います。
たとえそれが日本の、世界の片隅だけでの出来事だとしても、いつかそれが実を結ぶことを信じて。

2016年7月2日土曜日

新卒社員、10日で辞める。

うちの会社、ここ10年は新卒を採用していなかった。
僕が入社したことで平均年齢もさらに上がったし(笑)、新入社員を採ろうということになった。
そして先週、若い若い新卒の新入社員が入ってきた。

法学部卒。頭はいい。
とりあえず営業の手伝いなどをさせて実践に触れてもらいながら、時間のあるところで営業トークや紙、印刷などについて教えていた。

とにかくまじめだった。
本を読むのが大好きで、会社でも業界に関する本や営業に関する本など、時間があれば一生懸命読んでいた。そしてほぼ完璧に内容を覚えていた。

ただ、ビックリすることもあった。
校正をカッターで切るように指示をしたら、きれいに切れずに全部グチャグチャになってた。

・・・カッターの使い方を知らない??・・

困ったもんだな〜と、まずはカッターについて教えた。
そして刃を入れるときは垂直ではなく、斜めにして力を入れすぎず、スーッと切るように。
すると彼は「そうすると、刃はおよそ25度くらいの角度ですかね?」
僕は「そんなに角度にこだわらなくていいよ。これくらい。自分の感覚でスーッと切れる角度がわかるようになるよ。」

すごく細かいところにこだわる。
出社時間もそうだった。
「まあ、8時50分くらいに出社すれば大丈夫だから」と言ったら、
毎日1分も狂わず8時50分に出社してきた。

言われたことは細かいところまですべてパソコンで入力し、マニュアルを作っていた。
ただ、曖昧な部分については深く悩むところがあり、大雑把に指示したり説明したりするとどう動いていいかわからなくなり立ち尽くすこともしばしば。

ある日、パートの女性が1階ロビーでうずくまる彼を見つけた。
具合が悪いのかな?と思い「大丈夫?」と声をかけたら
「お昼に行くタイミングがわからなくて・・・」と言った。
お昼は12時〜13時だけど、みんな忙しいのでバラバラのタイミングで食べていた。
12時ピッタリにみんながお昼にしないことが彼にとってはお昼を取っていいのかわからなくなり、ご飯を買いに行けなかったのだ。
彼のイメージは12時にチャイムが鳴り、みんな一斉に休憩に入ると思っていたらしい。

「研修とか、マニュアルはないんですか?」

彼はこういった。
「ないよ。ここはみんなそれぞれ膨大な仕事を抱えてそれがみんなやり方違うから、みんな経験値に基づいて動いてるところがあるから。」
今思えば、彼は毎日のルーティンなど、予定の見通しが立たないことが不安でしょうがなかったのだ。

ここまで来たら、お気づきの方もいるでしょう。
彼はPDDの傾向があったのです。
僕も早く気づいてあげられればよかったのですが、実働わずか1週間程度で辞めてしまい、後になって思い返せばそうだったと気づいたのでした。

辞めるときに彼は「僕には向いてないようです」と言った。
僕は歓迎会の時に「仕事っていうのは半年や1年で悟れるほどわかるようなもんじゃない。”石の上にも三年”というけど、あれは本当の話で、その仕事の本質なんて3年はやってみないとわからないんだよ」と教えた。
しかし彼の理想はちゃんとした研修とマニュアルがあり、毎日マニュアル通りにルーティンを繰り返せることだったのだ。
そうするとかわいそうだがうちの会社の仕事には向いていない。
いずれにしてもこの調子では試用期間が終わった時点で切られていただろう。
そして彼はたった10日で会社を去った。

早く気づいてあげられなかったことが悔しいのと同時に、彼のこの先の社会人生活がとても心配になった。
まだ若いからやり直しは利くといっても、自身と会社、共に気づかなければまた同じ繰り返しになる。
そうならないことを祈るばかりです。

2016年6月25日土曜日

選挙のたびに思うこと

参院選が始まり、街は一気に街宣車が溢れ、有権者への訴えが始まった。

選挙があるたび、いつも思うことがある。

選挙が始まるとSNS上では熱心な友達が政治や政党の投稿をシェアし始める。
でも僕はいつも政治や政党の話題には「いいね!」もつけないし、反応もしない。
理由のひとつは、いつも誰かの投稿をシェアするだけで、自分の言葉で語らないから。
もちろん政治に興味がないわけではない。
SNSで政治や政党の話をするなら、自分の考えや言葉で語って欲しい。
そうでなければ、この人はなにも考えてない、ただ人の流れやデモクラシーに流されてるだけだと判断している。
そして僕にもちゃんと考えはある。そこでお互い意見をぶつけ合ったり交換しあったりできればいいんだけど、人の言葉ばかり借りて自分の言葉で話せないのはとても残念。

まあそれはさておき、街宣車。
いつも気になるのは、野党の演説。
基本的に現政権の批判や方針の批判ばかり。
「私たちに投票してくれたらこうします」という訴えがとても少なく、しかも薄い。
ネガティブキャンペーンを打ち出してるのかもしれないけど、それは自分に優位性がある前提で効果のあるもの。
民衆の心を打つものがないのにネガティブキャンペーンを打っても、なにも響かない。
批判はどうでもいい。その候補に、政党に投票したらどうしてくれるのかが大事なこと。
国会中継を観ていても、野党は与党の批判ばかりで審議は進まないしみんなを納得させられるような対案も出てこない。

先日の桝添前都知事の件もそう。
それはまるでリンチ。
自分たちもつつかれたら困るようなことがあるだろうに、集中的に責め続ける。
今のネット上の炎上に等しい。
案の定桝添氏を辞任に追いやり、あとは真相究明などどうでもよく、自分たちがのし上がるためにとっとと選挙の準備に入った。
そしてリオへの豪華視察旅行の予定がバレ、慌てて予定をキャンセルした。
みんな自分のことしか考えていない。
こんなドタバタ劇を見たって、どう考えても有権者や庶民のためになにかしていこうという姿勢が微塵も感じられない。
これでは金と権力におぼれる人々と言われても仕方ないと思う。

政治は国民のためであり決して議員官僚の利権のためではなく、そして有権者の希望の票で自分たちが選ばれていると言うことを自覚して欲しいものです。

2016年6月18日土曜日

AKB総選挙に見る民主主義

なんかお堅いタイトルになってしまったけど、要は総選挙のやりかたについてです(笑)

今日、何となくAKB総選挙のラスト部分を見てました。
2位の渡辺麻友の17万票に圧倒的な差を付けて指原莉乃が24万票という史上最高獲得票で1位連覇となりました。
指原1位決定直後からネット上ではアンチの批判が相次いでます。

「中国票だろ」
「お金持ちが付いてるからね」
「納得いかねー」

すべて遠吠えにしか聞こえません。
別に指原のファンでもなんでもないけど、毎回総選挙では負けた人のファンが勝った人を批判します。
でも結局は遠吠えなんです。

総選挙が始まった当初からファンがCDをまとめ買いして複数票投票していました。
最初から認められてるルールです。
中国票?お金持ち?そんな人たちの力でこれだけの票差をつけられることはありません。

要はルールに則り民主的に行われたと言うことです。
これに納得いかないならルールを変えればいい。
それまでは批判はしないことです。
すべてルール上で行われているのですから。

確かにお金に余裕のある人はCDをたくさん勝って投票権をたくさん持つことになりますが、つまりは民主主義+資本主義で行われてるわけですね。
そもそも芸能界というのは資本主義的な商売です。
そこに民主主義の基本、投票による選挙を取り入れたのですから、自然な流れでしょう。

毎回噴出する遠吠え。
誰が1位になっても批判は出ます。
特にSNSの発達で誰もが世界に吠えられるようになったのです。
だから大騒ぎに見えますが、国民の数から考えればほんのほんの一握りの遠吠えです。
総選挙に限らず、企業も人も、あまりネットの批判は気にしないことです。
民主主義である限り、アンチは必ずいるんですから。

なんて思ったのでした。

2016年6月16日木曜日

恋の経済学

先日、前の会社の後輩の女の子とご飯を食べに行った。
僕がいなくなっててんてこ舞いになってるし、せめてものお詫びとサポートを兼ね、時々ご飯をご馳走して気分を晴らしてもらっている。

「今度合コン行こうと思うんです」
彼女はそう言った。
容姿は決して悪くないし、背も小さくて「可愛らしい」という言葉の似合う子。
彼氏がいないというのが不思議なくらい。

「どうやったら彼氏できるんですかね〜」
「なんか条件あるの?」
「特にないんです。私に興味を持ってくれれば。」

そこで先日ネットで見た記事を思い出した。
自分は容姿も可愛いし見た目は悪くないという女の子が、
年収4000万円の男と結婚するにはどうしたらいいか、という質問だった。
それに大手投資会社のトップが答えていた(本当かどうかはわからないけど)

若くて可愛い女性へ

興味深いメール読みました。実際、あなたのように考える人は少なくないと思います。
なので、一人の投資家として答えさせてください。

僕の年収は8千万円以上で、あなたのいう条件は満たしてると思うから、僕が答えても問題は無い。。よね。
ビジネスマンの視点としては、あなたと結婚するのは悪い選択と言えるだろう。
答えはシンプルだから、説明させてね。
少し詳細を加えながら説明すると、あなたは、"美しさ"と"お金"の交換しようとしてるってこと:Aさんが「美」をあげるかわりに、Bはそれにお金を払う。ということ。
すると、そこにヤバイ問題があるんだよね。僕のお金は無くならないけど、君の美しさっていうのはいずれ消える。しかも、僕の収入は年々増えるけど、君は、毎年綺麗になる事はない。
ビジネス的な説明を加えるとすると、
僕は魅力的な「資産」だけど、
君の「資産の価値は低い」といえる。

実は、君は普通の資産ですらなくて、急速に変化する「消費する資産」ということ。君の価値は10年で更に悪くなるからね。
ウォールストリートには、トレード(交換)の時に「短期交換」ていうのがあるんだけど、"君とのデート"にはその「短期売買」があるんだ。
もし、交換するモノの価値が将来的に下がると考えると、
その交換するモノは長期的に持ってるモノじゃなくて、というか君のいう「結婚」と考えてたら、
少し言い方が悪くなってしまうけど、君は資産としては、
売られるか"レンタル"した方が賢い選択だということ。
年収8千万円以上の誰でもいいっていうのは悪くないけど、僕たちは君とは結婚しなくて、デートだけっていう事。アドバイスするとしたら、金持ちと結婚する方法を探すっていうのは忘れて、
自分自身で金持ちになって年収8千万円稼いだ方が、金持ちのおバカさんを探すよりもいいと思うよ。
こんな返事になったけど、少しでも助けになれば。

あ、あと、もし"レンタル"に興味あるんだったら、連絡してね。

完全に正論を突いていた。
まさにその通りで、男性が結婚相手を選ぶときに容姿だけで選ぶことはない(大多数は)。
その先の将来を考え、彼女と一緒にいてちゃんとした家庭が築けるか、妻としてふさわしいかを考えている。
確かに最初の出会いは容姿から始まるかもしれないけど、結婚となると容姿は二の次になる。
こないだテレビでも林修先生が同じようなことを解説してたけど、林先生の言葉を借りて言うなら「妻度」がどれくらいあるか。
家庭を持つとなればセクシーさとか容姿はあまり重要ではなくなるのです。
言い換えれば資産価値がどれくらいあるかですよね。

同じように考えると愛人というのは等価交換でお金と引き替えに短期売買を行っていると言っていいわけで、つまりはレンタルです。
そう言う意味では長期的売買ではなく、未来はないということがはっきりするでしょう。

何を言いたいかというと、後輩の女の子にはやっぱり女としての磨きをかけて欲しいのです。
今おつきあいしている人がいないというなら、今は自分に磨きをかけるチャンス。
いろんなことを学び身につけ、女度を上げることは今後の資産価値として大きなものとなります。
価値を持たないまま合コンに出席しても、今の価値に見合う人しか近づいてきません。
大きな価値を付けたいなら、しっかり自分の価値を高めて挑んで欲しいなと思うのです。

これは仕事にも言えることです。
自分のスキルをしっかり身につけていけば、その価値を買ってくれる会社はあります。
辛いとばかりこぼすよりも、それを楽しんで身につけることで、次のステップに進むための価値となるのです。

まだまだ20代の彼女。
たくさん磨いて幸せな出会いを掴んで欲しいな。
いい女なんだからもったいない。


2016年6月11日土曜日

カメラを持って出かけた

今の会社になって、完全週休二日になった。
前の会社は会社カレンダーで土曜出勤があり、年間休日は90日ちょっとしかなかった。
しかも夏〜冬は忙しくなるためほぼ全土曜が出勤となる。
僕のいなくなった事務所は前に立って本社に色々行ってくれる人がいなくなったためかなり疲弊しているようで、最近になってようやく休日の増加や給料アップなどを申し出たらしい。しかしそれはすでに希望ではなく、悲鳴であり、それを会社がちゃんと感じ取ってくれるかどうか。
今となっては僕の知るよしもないところですが。

さてさて、土曜が完全に休みになったことで、色んな事に自分の時間を費やせるようになりました。
今日はカメラを持って出かけました。
写真を撮るために出かけるなんて、きっと10年以上してません。
たまたま家族全員予定があって留守だったため、一人気ままにカメラ旅。

とはいっても、大した所へは行ってません。
せいぜい車で1時間圏内くらい。
それでも意外といいところを見つけたり。
例えば小高い場所に合って房総半島が見渡せるオープンガーデン。
実は個人宅の庭です(笑)
しかし眺望が非常にいいため、一般に開放しています。
ベンチも置いてあったり、色とりどりの花が咲いてたり、立派なツリーハウスがあったり。
風通しも気持ちよくて、ここでランチしたい気分でした。
木陰で佇んでいると、通り抜ける風が気持ちよくて今日のような暑い日は最高ですね。
ここでお弁当食べたら最高。
近くにはゆり園もあって、ちょっと立ち寄りました。
広い敷地に植えられた様々な色のゆり。
多少季節は外れたようでしたが、それでもきれいな色のコントラストが見事でした。
ダリアも咲いてた。
久しぶりにダリア見た。
実は大好きな花です。
鉄ヲタでも撮り鉄でもないですが、帰り道に電車も撮りに行きました。
風情ある小湊鐵道。
しかし撮り鉄ではないため、撮るタイミングやアングルが難しい!
まずは電車のやってくるタイミング。
1時間に1〜2本しか通らないため、時刻表を見て何時頃にここを通るとか予測しとかないと下手すると何十分も待ちぼうけになります。
それと、意外と通過速度が速い!
なんだかトロッコ電車のようにのんびり走ると勝手に想像してましたが、普通に都心の電車と変わりありませんでした(笑)
なので急遽連写モードに切り替えて撮影。
しかしそうするとピント合わせもまた難しい。
鉄橋に合わせて置きピン(あらかじめピントを決めておく)するけど、それでもくっきりとまではいきませんでした。

なかなか奥が深い、写真と鉄道の世界(笑)
明日は海を撮りたいと思います。

2016年5月29日日曜日

ほぼ初めてのデジイチ

フィルムカメラのCanon EOS5QD以来、初めてデジタル一眼を買った。(写真うしろのEOS5QDは、すでに使えなくなり文鎮化)
娘の撮影用に15年前のEOS Kissはあったけど、娘撮影用であり、僕が使うことはなかった。
本当は最新のモデルが欲しかったけど、うちにあるレンズがカビで曇っていて、それを修理に出さなくてはならないので予算の関係上、中古の型落ちに。
それでも性能は十分。連射速度も上がったし、解像度も上がった。

曇ったレンズは2本。どちらもCanonの通称「L玉」と呼ばれるめちゃ高いレンズで、EOS5の時に無理して買ったもの。
しかし2本のうち1本は修理期間終了で修理不能。70-200mmの超望遠タイプだけ修理に出した。
するとレンズがめちゃめちゃキレイになって返ってきた。
さっそく試しに月を撮影。
この月の写真は三脚使わずに手持ちで撮影してものをトリミングして拡大したんだけど、手持ちでもクレーターまではっきりと写っている!
三脚でマニュアルモードにしてきちんと撮れば、これはもっときれいに写るはず!

週末もイベントがあったのでカメラを持ち出してあちこち撮影した。
やっぱり一眼はスマホやコンデジでは撮影できないボケ味や表現ができて、いいね。

今度はカビたりしないように、きちんとケースを用意して除湿剤も用意した。
早くカメラを持って、また世界を切り取りたい。