2011年12月25日日曜日

追悼 上田馬之助さん

上田馬之助という名前を聞いてピンと来る人は僕と同世代か上の方々でしょう。
プロレスの黄金時代を気づき上げた功労者。
プロレス人生の半分以上をヒール(悪役)として生きてきた人。
でも外見とは裏腹に素顔は非常に実直な方で、プライベートでは現役時代からダウン症児の支援を行っていたり、試合では場外乱闘になった時に逃げ遅れたおばあちゃんを見て戦いをやめたり暴れているタイガー・ジェット・シンに一般の観客が近づきすぎて怪我をしないように制止する場面も見られた。
普段は非常に温厚でまじめな人で、報道関係者には「ヒールのイメージが崩れるから」という理由でそういった本当の馬之助さんを表に出さないようお願いしていたという。
本当の意味で、ショウビズのプロフェッショナルだった。

馬之助さんは不慮の事故で脊髄を損傷し、車椅子生活を余儀なくされ、現役を引退した。
12月21日逝去。71歳だった。

馬之助さんの葬儀は今日、大分県臼杵市で営まれた。

驚いた。
馬之助さん、臼杵に住んでたんだ。
車椅子生活になってから奥様の実家(臼杵)に移り住んだらしい。
リサイクルショップを経営していた。
そのお店、うちの実家から自転車で10分くらいのところにある。
もちろん知ってるお店だった。
まさか馬之助さんのお店だったとは。。。

上の写真はスタン・ハンセンとの試合。

ご冥福をお祈りします。

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