昨日、一昨日と続いたトラブルもなんとか一段落つきそうです。
値引き対応とか身を削る部分はありますが、なんとか顧客の納得いく対応になりそう。
古巣の価格トラブルもなんとかなりそう。
メモ帳の原紙を上質55Kから70Kに変更すると価格は変わります。
それを何を思ったか、携帯で歩きながらばたばたしてたからか、思わず「同じ価格で」と言ってしまった。
30秒後に訂正の電話を入れたけど古巣の社長は「先方にもう送っちゃった」と突っぱねた。
確かに自分の失言ではあったけど、明らかに先月の取引条件強行変更の仕返しをくらっている。
僕は「じゃあそのままでいいです」と電話を切った。
負けたわけじゃない。こちらも対抗手段を執ることにした。
といっても仕返しするつもりはない。
紙って菊判とか四六判とかA判とかいろんなサイズの種類があるんですよ。
たとえばメモ帳を作るとき、取り都合を計算します。
これが印刷会社にとって頭を悩ますところなのですが、
どのサイズを使えば一番効率よく枚数が取れるか考えるわけです。
うまく取り都合を計算することで価格を安くすることができます。
今回は最初、上質55kを四六判の半裁で計算しました。
で、上質70Kに変更すると当然斤量が変わるわけですから価格も上がります。
そこで取り都合をいろいろ計算した結果、A判全判で計算すれば安くできることがわかりました。
印刷機に通す通し数も半裁でなく全判で通せば半分の通し枚数で済む。
あとは断裁賃とか天糊加工とかいろんな行程があるけれど、最終的に積算したら上質55Kの時よりもコストが安くなりました。
なんとかこれで切り抜けられる。逆に利益が増える。ザマーミロ(笑)。
紙製品の見積もり計算、結構大変なんですよ(笑)。
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