2012年4月19日木曜日

Zガンダム三部作を一気に

ここんとこ、「Zガンダム」劇場版三部作を一気に観ています。
ファーストガンダムの続編という位置づけですが、もともとファーストガンダムの人気に陰りが見えてきた時に起死回生を狙って作られたシリーズでした。

ファーストガンダム世代をターゲットにした作品のため、ストーリーは非常に複雑で大人でないとなかなか全体像を掴むことはできません。
そのためシリーズの中でも不評な作品でした。

ただ、第2世代の若いガンダムファンには受け入れられていたようで、賛否両論あったようですね。

1年戦争で独立戦争を仕掛けたジオン公国を倒した連邦軍は増長し、スペースノイドへの支配を強めます。
連邦軍に属しながらもジオンの残党を掃討しようとするティターンズ、反政府系の組織エゥーゴ、そしてまだ幼い故ドズル・ザビの娘ミネバを引き出しジオン復活を目論むアクシズ。
これらが単純にいがみ合って闘うのではなく、あっちにくっついたりこっちにくっついたり、政治的取引をしたり木星帰りの男に女がコロッと寝返ったり、それを追いかけてカツが死んじゃったり、ニュータイプである1年戦争の英雄アムロ・レイは幽閉され地球から出られないし、宿敵シャア・アズナブル(クワトロ・ヴァジーナ」と手を組んじゃったりするし。もう大人の政治顔負けのストーリー。あいつもこいつもみんな死んじゃうし。
そりゃ子供には理解できませんて・・・。

でもストーリーの展開はすごくテンポがよくて、一瞬でも目が離せない。大人の方が楽しめる。
それだけに続きが気になって一気に観てしまいました。

ガンダムシリーズは続編ガンダムZZへと引き継がれるわけですが、テレビシリーズではZガンダムの最後はカミーユが精神的に崩壊してしまいZZへ続くのですが、劇場版ではラストシーンが変更されてます。これによってZZへ話がつながらなくなってしまいました。

もともとZZはアムロとシャアの最後の戦いとなる「逆襲のシャア」への伏線なのであまり考慮する必要はないのでしょうが・・・

やっぱりガンダムはおもしろい。
夢中になってしまいます。


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