2012年9月30日日曜日

回帰線

道に迷った。
いや、正確には踏みとどまってるのか。勇気がないのか。

一度進みかけた道を、足踏みしてしまった。
おかげで進むべきタイミングを逃していた。

人生にはいくつも分かれ道があって、そのたびに決断して道を選んできた。
この分かれ道も決断したはずなのに、体中に絡みついた無数の蔦に阻まれ、動けないでいる。

そうしているうちに真上にあった熱い太陽は、
いつか地平線近くのはるか遠くにあった。
手が届かない。
気がつけば冬になっていた。

あのころのように気持ちはどん底に落ち込んでいた。
寒さと寂しさでおかしくなりそうなくらい。

不安定な翼で低空飛行を繰り返し、同じ場所をグルグル回ってる。
コンパスは完全に壊れて方向がわからない。

太陽に向かって飛べばいいのか。
でも太陽はそうすれば僕の真上に再び戻ってくるのか。
そんな確証もないまま目指すべきなのか。

勇気がない、意気地がない、
最初から飛ぶ気なんてない。
人からそんな風にやじられてもどうでもいい。
そう思う人は思えばいい。

僕は飛びたいんだ。
それは僕だけが知ってる。
本当のことは僕だけしか知らない。

それでも僕はこの分かれ道のどっちに進みたいかは決めている。
進む。何度失敗しても、もう一度立ち上がる。
たとえ太陽が沈んだとしても、僕は死ぬまで太陽を目指す。


そんなことを思った日でした。

訳わかんないよね?(笑)。
わかんなくていいです。
思い切り独り言の妄想劇です。

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