2012年9月20日木曜日

自閉症でも使えるようになっていたiOS6

やたらとiPhone5本体ばかりが話題になっていますが、OSも大幅に進化しています。

iPhone5に搭載されるiOS6は、自閉症、学習障害を持つ方への機能も新たに搭載されました。

もともとiOSやMacOSには「アクセシビリティ」という、特定の障害者への機能が備わっていて、たとえば視覚障害者向けのVoiceOver機能や画面色の反転機能、ズーム機能などは代表的な例です。
さらにAppleは補聴器の開発も行っています。

今回、iOS6には、新たに自閉症、学習障害の方向けの機能も搭載されています。
それが「ガイド付きアクセス」です。
これはホームボタンを無効にしたり、使えるアプリケーションを一つにしたり、タッチ機能に制限を与えて特定の部分しかタッチできないようにする機能。
単純化されるため、シンプルで集中できる環境を作れます。
もうiPadのホームボタンや画面の一部をクリアファイルを切って貼り付けたりして制限する必要はありません。
この機能と合わせてiBooks Autherで教材や絵本、1日の予定表などを作ればiPhoneやiPadは強力な療育、作業アイテムになります。

以下、Appleのサイトから
iOS 6では、視覚、聴覚、身体に障がいのある方、学習障がいのある方がiOSデバイスを最大限に活用できるようになる機能をさらにたくさん用意しました。「ガイド付きアクセス」は自閉症などを持つ学生のみなさんが作業やコンテンツに集中できるようにサポートします。この機能を使えば、ご両親、教師、管理者のみなさんは、ホームボタンを無効にしたり、スクリーン上の特定のエリアのタッチ入力を制限することで、1台のiOSデバイスで使えるアプリケーションを1つだけに制限することができます。また、視覚に障がいのある方のために用意された革命的な画面読み上げ機能VoiceOverは、マップ、AssistiveTouch、ズーム機能とも連係するようになりました。さらにAppleは業界を代表するメーカーと協力し、電力効率に優れ、高品質なデジタルオーディオ体験をもたらす「Made for iPhone」補聴器の開発にも取り組んでいます

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