2011年9月14日水曜日

せっちゃんのセッティング

先週の日曜日はベリテンライブ2011に行ってきました。
このライブ、栃木で開催されたんだけど、場所が井頭公園とういうところなのですよ。
でね、僕は田舎者なので全然よくわからなくて、東京の井の頭公園と勘違いしたんですね。
それで「おお!井の頭公園でせっちゃんが!」と思ってチケットを買ったのですが、
後になって栃木だということがわかった始末。。。。

というわけで意地でも行ってきました(笑)。
でも東京から新幹線でも40分くらい、快速電車でも1時間半くらいなので意外に近い。

でね、出演アーティストが超豪華だったのですよ。
HY
斉藤和義
[Campagne]
ストレイテナー
SPECIAL OTHERS
Sonar Pocket
フラワーカンパニーズ
THE BAWDIES
MONGOL800
大知正紘(Opening Act)

モンパチではステージの前まで行きましたが、恒例のモッシュに遭いもみくちゃにされ、頭の上を人が転がっていくしそりゃもうえらい目に遭いました(笑)。
モンパチだけでTシャツが絞ると汗が落ちるくらいびしょ濡れに。結局イベント終了までTシャツは乾きませんでした(笑)。

BAWDIESやHYも人気すごいですね。
スタンディングゾーンは入りきれずに通路まで人がわんさか。
トリをつとめたHYの時なんか、スタンディングの後ろのシートゾーンまで総立ちでした。

で、僕が一番楽しみにしてたのは、やっぱり斉藤和義なのですよ。
せっちゃんの時だけ、思い切りステージの前まで行きました。
セッティングからずっと見ていたのですが、ひとつ気づいたことがありました。
せっちゃんのGibson J-45、今回は2本(おそらく2号機と3号機)が用意されていたのですが、
3号機は外付けのピックアップで配線とサウンドホールから出してボディを這わせていました。
で、2号機なんですがね、これはピックアップからの配線をボディの中を通してエンドピンから出すわけですが、アウトプットジャックが2個付いていて、2本シールドが繋げられていたんですよ。
どうやら2号機と3号機、方法は違うけど2系統アウトプットして、1本はアンプに、もう1本はPAにDIを通して直結してたみたいなんです。
セッティングの音出しの時、最初エレキギターみたいな音を出してて、いつものJ-45らしいジャキッとした音じゃなかったんですね。
それがアンプから出ていた音で、その後PAの操作でDI直結の音がミックスされてスピーカーから流れたんだけど、見事なJ-45のあの音。
1系統はアクティブピックアップから拾った音をアンプを通して出し、もう1系統はコンデンサマイクで拾った音をDIを通してPAに流していたのではないかな。
すごい勉強になりました(^^;

いや、それにしてもせっちゃん、かっこええわ〜。
今回は
I love me
猿の惑星
うさぎとかめ
ずっと好きだった〜ずっとウソだった
歩いて帰ろう
歌うたいのバラッド
というセットリスト。
今回はトラブルが多く、せっちゃんのJ-45の音がほかの音に埋もれてしまったり、ドラムのトムは曲の途中でタムが倒れたり、歩いて帰ろうの途中でせっちゃんのレスポールのストラップが外れてしまったり。
ストラップが外れたときはそのままローディーにギターを渡し、ハンドマイクで歌いまくってました。
珍しい、ギターを持たないせっちゃんのパフォーマンス。
最後はマイクをぶんぶん振り回してマイクをキャッチしてキメのつもりがキャッチし損ねたり、あとはせっちゃんが歌おうとしたらマイクにトンボが止まって「あ、トンボだ」と言って捕まえたり、なかなか面白かったです。

今回こんど発売されるアルバム「45STONES」の中から「うさぎとかめ」「猿の惑星」をやったんだけど、このご時世のせいか、社会を風刺した歌詞でした。
それと「ずっと好きだった」をやったあとにそのままの流れで「ずっとウソだった」をやって会場は大盛り上がり。
演奏後に「また怒られる・・」とボソッとこぼしたせっちゃんがなかなか笑えました。

「歌うたいのバラッド」は一人になってJ-45で弾き語り。
なんか夕暮れ時の空も似合って、男の僕でもグッと来ました。
やっぱり名曲だね。

0 件のコメント:

コメントを投稿