なんか最近、毎日エレキギターをお弾いている。
ヘッドホンをしてギャンギャン弾きまくり、気がつけばいつもこんな時間。
キャンプのビデオも編集しなきゃならないんだけど、編集に手を付けたりギターに手を出したり。
あと1ヶ月くらいでビデオ仕上げなくちゃいけないからこんなことやってる場合じゃないんですけどね(笑)。
今日、ふとしたことで中学生の頃を思い出した。
僕の中学生時代は、まさに「BECK」のコユキのような生活だった。
3年間ずっとブラスバンドもやり、部長まで務めたけど、とにかくバンドに夢中になっていた。
毎日学校にギターを肩から提げて通い、放課後は友達の家に行ってはみんなで練習してた。
(友達の家はスナックを経営していて、開店前のお店を練習場所に使っていた)
なにがコユキのような、っていうかと言いますとですね、
中学生の時はずっといじめられっ子だったんです。
バンドやってたってこともあるんだろうけど、いわゆる同性からの僻みみたいなものです。
定番の靴隠しはもちろんのこと、ギターを隠されたこともあった。
ひどいときは自転車を学校裏の川に投げ捨てられてたときもあった。
ぶち切れて2〜3回喧嘩して相手を殴ったこともあった。
でも今と時代が違うせいか、いじめよりも殴った方が先生に怒られた。
そういや、交換日記が流行っていて、女の子と交換日記をしてた(恥)。
それも取り上げられてみんなの前で読み上げられたり、ゴミ箱に捨てられたりした。
幸いにも(?)暴力をふるわれることはなかった。
今日、会社帰りにギターを肩から提げて帰りながらそんなことを思い出したのでした。
こんなおっさんになった今も、田舎に帰った時は僕をいじめた連中に会うのはすごく嫌だ。
もう時効とも言えるだろうし、今となってはきっとお互い笑って話せるのかもしれない。
でもやっぱりこういうことはトラウマになる。
笑って話せても、本当は裏でまたみんなで悪口言ってるんじゃないかって疑ってしまう。
都会に憧れてるのもあったけど、こういうことも早く田舎を出て行きたい理由のひとつだった。
高校生の時もずっと校外の友達とバンドをやっていたので同じ高校に友達は少なかった。
ライブをやっているときはたくさんのお客さんが来てくれてワーワーキャーキャーやってたけど、
普段の生活では友達の少ない、無口なコユキ状態。
それだけに映画「BECK」を観た時は、ものすごくコユキに感情移入してた。
そんな僕が不思議なもので、大学に入ってからたくさんの友達ができ、
それが20年以上経った今も一緒に遊び、さらに友達の輪が広がっている。
♪友達100人できるかな♪ が今になってようなく実現している。
僕はそれが心底うれしくて、今は仲間たちが一生涯の宝物だと思っている。
心が壊れたときも心配してくれた。支えてくれた。
音楽をもう一度やる気にさせてくれた。
もっともっとあるけど、たくさんことを後押ししてくれた。
そんなことを今夜は思い出してしみじみしてた。
歳を取ったのか、なんだかそういう感傷に浸ることが増えた気がする。
今からこんなじゃ、老いたときにホケ〜〜〜ッとしそうで怖いです(笑)。
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