新しいiPadが発表されましたね。
ドットが肉眼で識別することのできないRetinaディスプレイ、4コアプロセッサ、LTE対応など順当な進化を遂げているようです。
アップル製品はMacを始め、iPhone、iPod等革新的な技術と美しいデザインで常に業界のトップを走っています。
が、iPadだけは僕は一度も興味を示したことがありませんでした。
理由は簡単、この大きな液晶を持ち歩く理由が見当たらないためです。
Google検索したりWikipediaで調べたりするにしても、あれだけの大きさの液晶が必要と思えず、そのためだけに700g近い筐体を鞄に入れて持ち歩く気になれないわけです。
本を読んだり新聞を見たりするときはいいかもしれません。
僕は両方をほとんど読みません。
ただ、ビジネスシーンにうまく活用できれば革新的な作業効率の向上を図れるかもしれない、とは思っています。
僕の勤める会社でもiPadの導入は検討段階に入っています。
僕はあまり歓迎的ではありませんが。
理由のひとつは、iPad導入云々の前に、社内のシステム構築ができあがっていないこと。
高価な経理のシステムで本社、東京、大阪を結んでいますが、実質売り上げの打ち込みだけで各営業も売り上げ状況を見るだけです。
ファイル共有はパーソナルユースのネットワークHDDをつなげてあり、そこにファイルを置いてありますが、外部から入って見れないこと、パーソナル向け商品なのでアクセスが数件集中するとあっというまにパフォーマンスが落ちます。
なにより、iPadを仕事の何に使うのか。
それが必要なまでの仕事なんてしてないと思うんですよね(笑)。
それと、「仕事の効率が上がる=楽になる」と思っている人が多数います。
実は「仕事の効率が上がる=忙しくなる」なのです。
そもそも仕事の効率を上げるとはどういうことか。
楽をするためではありません。決められた時間内でどれだけ多くの仕事をこなすかなのです。
正直、電車内やコーヒーショップなどでパソコンやiPadで仕事をしている人を見るとかわいそうに思えます。
こんなところまで仕事に追いかけられなくても・・・と思ってしまうのです。
というわけで、我が社のiPad導入、反対です(笑)。
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