2012年2月23日木曜日

放送大学バカにした教授、トホホな顛末…ツイッター炎上

今日、夕刊フジでこんな記事が出ていた。


放送大学バカにした教授、トホホな顛末…ツイッター炎上 
 関東地方の大学の教授とみられる人物がツイッターでつぶやいた内容が騒動を巻き起こした。約9万人が学ぶ通信制の放送大学(千葉市)を「本当の大学ではない」などと侮辱したのだ。これに放送大学の関係者が応戦し、意外な結末に…。
 発端は今月19日、「某有名大学の教授」を名乗る人物が、こんなツイートをした。
 《放送大学を卒業して教授になっている人がいるけど、これってありですか? 本当の大学を卒業していない(中略)大学というもの自体を理解していない》
 放送大は総務省と文部科学省が所管するレッキとした大学。入試がなく1科目から受講できるが、特別法にのっとった措置で、もちろん学位も取得できる。
 このツイートに対し、「obake」のツイッター名を持つ人物が参戦。《本当の大学の定義ってなんですか?》と返信した。
 「教授」は、《貴方は放送大学出身ですか? そういう質問をすること自体が放送大学》と応酬した。これに対し、「obake」氏は痛烈な再返信をした。
 《私は学長です》
 なんと「obake」氏は、放送大学の岡部洋一学長。東大工学部卒で同大学院修了、東大名誉教授という肩書の持ち主だったのだ。
 岡部氏の“一言”で「教授」は一気に沈黙。その後、ネットユーザーにより、「教授」が関東地方の大学教授と割り出されると、「教授」はすかさずツイッターをすべて削除した。
 この件に関し、大学側は、「ツイッターで発言した人物が本学教授と指摘されている事実は把握している。詳細を調査中」(総務課)とコメントしている。

ネット上では早々に教授の素性が明かされたようです。
彼はなぜ放送大学を批判する必要があったのでしょう。
放送大学のCMかなにかをたまたま見てふと思ったのでつぶやいたのでしょうか。
Twitterの性格からして、たぶんそういう他愛もないきっかけなのでしょう。
彼は大学を批判したどころか、質問者に対しても大学生以下のような扱いの発言をしてしまいました。
それが放送大学学長と知って、謝罪もせずいきなり沈黙です。
どういう学部の方かは知らないけれど、現代のネットの性質や炎上の怖さは十分知っているはず。
謝罪もせずにそのままどこかに逃げてしまえば自分の立場がどんどん悪くなってしまいます。

放送大学は立派な「大学」ですよ。
書いてあるとおり学位もちゃんと取得できるし、しっかり資格も取れる。
 人は「ちゃんとした」大学を出たとか、「どこの」学校を卒業したとか、そんなものじゃ計れない。
人の価値なんて、そんなところにはない。

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