2012年2月3日金曜日

前の会社の後輩

昨日、打ち合わせのため前の会社の後輩と銀座のコーヒーショップで待ち合わせ。
彼女は今回大きな案件を3つも取ってきた。ありがたやありがたや(僕が客先へ水面下で調整を行っていたのは内緒です)。

一通り打ち合わせを済ませたところで会社の不満が噴出。
毎月予算もがんばってクリアし、今回もうちの会社分含めガッツリ獲得に成功したにも関わらず、社長から「どうやって金払うんだよ。ちゃんと考えろよ。断ってこい」と言われたそうです。
それには彼女もぶち切れて「資金繰りはあんたの仕事でしょうが!こっちは言われたとおり予算達成したんだから言われる筋合いなんてないですよ!なによりまずは”よくやった”って言うべきところでしょうが!!!ゴルァ!」
と怒鳴ったそうです。
すると社長は「おまえ、誰に口きいてんだ!上司だぞ!」
すると彼女は「それがどうした!理不尽な事を言われれば上司だろうがなんだろうがそれに返事を返してなにが悪い!」
・・ものすごい修羅場になったそうです(^^;

彼女は今、かつて5人でやっていた仕事を1人で任されていて、もうしっちゃかめっちゃか。
それでも仕事を投げ出さずにきちんとがんばって予算を達成している彼女はすごいと思った。
その上で上司にもの申す訳だから、文句はないはずです。

「あたし、7月過ぎたらこんな会社辞めますから」

彼女は今年の7月で入社3年が経つ。
そうすれば退職金支給の対象になる。
しかし油断は禁物。
今までだって辞める人にさんざん「退職金は出せない」と言ってきた社長なんだから。
会社として退職金積み立てはしていなくてはならないものであり、それを出せないというのは言語道断なので当然ながらみんな猛抗議。なんとか退職金はもらったようです。

「で、次はなにをやろうと思ってるの?」
「MR!」

・・まあ君のキャラならきっとお医者さんの心をつかむよ(笑)。

彼女がいなくなれば前の会社のノベルティ事業は事実上撤退となります。

その隙をを狙う心の中の自分がいることが怖い(笑)。
それが営業ってものさ(フッ)。

昔はもっと家族意識の高い、いい会社だったのにな。
ほんとに残念だ。

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