2012年1月15日日曜日

原子力戦争

さて、今夜は「原子力戦争」を観ています。



原作は田原総一郎の反原発小説の『原子力戦争』を黒木和雄が原田芳雄を主演に迎え、ドキュメンタリータッチで映画化。内容は放射能事故と過疎化する村と巨大化した原発利権戦争に都会から来た一人の男が巻き込まれるというサスペンス。 映画のワンシーンで福島県の東京電力の福島第二原子力発電所内の施設に無許可で入って、警備員に止められるシーンも導入されている。
ビデオ化されたことはあるが廃盤になり、テレビ放送もあまりなされず、長らく視聴困難な作品となっていたが、2011年3月に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所事故もあり、新たに原作をはじめ、この映画も注目されている。
1974年作品。
原田芳雄が若いです。
風吹ジュンが超キュートです。
福島第二原発に入っていくシーンは、アドリブで本当にアポなしで入って止められます。
核心部分は福島第二原発が重大事故を起こしていてそれを隠蔽するために周辺に不可解な事件が起きるというものです。ここではすでに「チャイナアクシデント(メルトダウン)」という言葉が使われています。
原発問題に一石を投じた問題作。
今観るとものすごくリアルです。考えさせられます。

 風吹ジュン、ほんとにかわいかったな〜。
そう思う僕はやっぱりおっさん??

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