午後、引き籠もりな僕は部家に置くソファを決めた後、DVDをのんびり見ている。
尾崎豊「OZAKI FILM ALIVE AT ARIAKE COLOSSEUM IN 1987 THE TWENTY-FIRST SUMMER」。
1987年有明コロシアム。尾崎豊21歳。僕は19歳。
当然ながら僕も尾崎と同じ時代の青春を送ってきただけに、共感する物がたくさんありました。
バンドのライブでも「15の夜」や「路上のルール」をやったし、好きな人の前で「シェリー」や「I LOVE YOU」を唄ったりした。
高校時代の卒業ライブでは「卒業」やった。エレキぶち壊した。
今や伝説として神格化された尾崎だが、彼は神でもなんでもなく、エンターテイナーである。
彼がステージで振る舞うように普段も荒くれてるかといえば、そうではない。
普段は温厚で静か。
ライブだって計算されている。
ただ、飛び降りて骨折したいハプニングはあるけど(笑)。
このライブでも思い切り盛り上がる「Drivin' Allnight」の歌い出しで思い切りすっ転ぶ。
それもかっこよくでなく、スッテンコロリン。
そのまま起き上がらず、マイクに手を伸ばして歌い始める。
肩から提げていたテレキャスターはその場にそのまま置きざりに。
ワイヤレスマイクの電波が途切れ途切れでもかまわず歌い続ける。
ステージを這いつくばりながらも唄う。
それがエンターテイナー尾崎豊である。
今見ても本当にかっこいい。
これぞロックコンサートなのである。
今の若い人は生前の尾崎を知らない人もたくさんいるし、
僕ら世代がなぜ熱狂するかも理解できないかもしれない。
でも一度聴けば見ればわかると思う。
きっと今の若者にも共感できるものがあると思う。
一度聴いてみて下さい。
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