2012年1月8日日曜日

渋谷の音のない世界

土曜日は仕事だったのですが、会社帰り、渋谷へ行きました。
息の詰まりそうなスクランブル交差点の人混みを抜け、静かな路地のとあるお店へ。
実はそこでCaravanの旅の写真展をやってます。

Caravanはその名の通りとにかく旅が大好き。
歌も旅をテーマにしています。
ベネズエラ カラカスで育ち世界中を旅してきた彼の写真は、とても不思議な感じです。
ミュージシャンなのに、彼の写真は「音」を感じさせない。
すごく静かです。
まるで音はCaravanが曲として吸い取ってしまったよう。
これが不思議なことに、ヘッドホンからCaravanを流すと写真が息を吹き返したようになります。
ほんとですよ。試してみて下さい。

今日はいいもの観させてもらいました。

写真展を見終わり、そのまま渋谷の楽器屋さんへ。
南口にあるアコースティックギターの専門店。
GibsonやMartinがずらりと並ぶ。

なんか以前より新品ばかりになってしまって今ひとつ見応えがなかった。
以前はすごくいい佇まいのヴィンテージがたくさんあったのに。
唯一気になったのは、1961年製Epiphone FT-30。
Gibsonカラマズー工場製。
僕の大好きなオールマホガニー。
指板はハカランダ。
Gibson LG-0と同等タイプなので価格はそんなに高くはありません(それでも10万円以上ですが)。※間違えた、これは5万円台です。安い。
これ、ずっと置いてあるんだよね。
すごく気になる。
新品のギターの中に1本だけ歴史を刻まれた姿で「ここだよ」って呼んでる感じ(笑)。
買いませんよ、買いませんたら。

帰り道、七草がゆを食べようと思いお粥のお店に行ったら混んでたのであきらめ、
いつもの沖縄居酒屋で泡盛飲んで、沖縄のお正月定番曲「瀧落とし」を三線で弾いてお店をお正月気分にしてきました。

さ、寝よ寝よ。

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