2012年1月12日木曜日

つまらん飲み会

今夜は取引先の人に誘われて新年会。
相手は25歳の女の子。
今回大きな取引が成立したので祝杯もかねて、ということだった。

待ち合わせの場所にいたのは女の子3人。

あれ???

同僚の2人も一緒に行きたいというから連れてきたそうだ。
とりあえず居酒屋へ行き、乾杯。

・・・どうもしっくりこない。

20代のガールズトークに花が咲く。
仕事の愚痴、ファッション、スイーツ、テレビ、映画・・・・
それをただ黙って飲みながら聞いてる。

「趣味はなんですかぁ?」

ギターとか、サーフィンとか、スノボとかです

「音楽とか誰聴いてるんですかぁ?」

斉藤和義とか、忌野清志郎とか、Caravanとか。

「・・・へぇ〜〜・・  あぁ!ミタの曲唄ってる人だ!」

そんなもんです。
せっちゃんもキヨシローも20代は聴かないでしょうよ。
BAWDIESとかGReeeeNとかなんか好きだとか。
「去年お友達と栃木のフェスに行ったらBAWDIES出てたよ」と言ったら
「きゃ〜〜〜!あたしも一緒に行きたかった〜〜!」
君と行くより友達と行く方が1万倍楽しい。
ほとんど会話も覚えてないけど、なんか勝手に人のこと聞いては盛り上がってた。

山も好きなんてことを話してたら、女の子のひとりが

「今度一緒に登りませんか?」

ほかの二人はなにやらニヤニヤしてる。

あぁ。そういうことか。
「一人で行くのが好きなので」と丁重にお断りした。
実際、単独行は好きだ。

2時間ほどで1次会は終わり、カラオケに行こうという話になったけど、明日が早いと言い訳して早々に退散。
僕はもっとパワーランチのようにビジネスの延長で話をしたかっただけに残念。
合コンには興味ありません。2度と呼ばないで下さい(笑)。


さてさて、そんなこんなで早々に帰ったので、今夜は「127時間」を観てます。



2003年4月25日金曜日夜。アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、ユタ州のキャニオンランズ国立公園にキャニオニングに出かける準備をしており、妹からの電話も無視し、出発した。翌朝彼は自転車で走り、その後は徒歩で目的地を目指した。道中、道に迷っていたクリスティ(ケイト・マーラ)とミーガン(アンバー・タンブリン)の二人と出会い、アーロンはガイドを買って出た。彼はおもしろいものがある言い、幅の狭い峡谷を通って地下プールへ案内した。3人はそのプールに何度も飛び込んで楽しみ、ビデオカメラでその姿を撮影した。遊び終わった2人は別れ際にアーロンをグリーン・リバー[1]町外れでの明日のパーティに誘い、彼は出席を約束した。しかし彼女らは本当に彼が来てくれるのか疑問に思った。
アーロンがユタ州中部、グリーン・リバーの町付近一帯のサン・ラファエル・スウェルと呼ばれる地域にある目的地のブルー・ジョン・キャニオンというスロット・キャニオンのキャニオニアリングを楽しんでいた最中に岩と共に滑落して、右手が岩と壁の間に挟まれてしまう。ラルストンは身動きが取れなくなり、大声で助けを呼んだが周囲に誰も居なかった。アーロン1人の力では岩はびくともせず、岩を削ろうにも持っていた万能ツールのナイフはまるで役に立たなかった。彼はボトル1本の水とわずかな食糧で食いつなぎ、そしてビデオカメラに様子を記録し始めた。
岩を崩す試みが無駄とわかると、今度は挟まった自分の右腕を切り離そうとし始めるが、ナイフは皮膚を切ることすらできないくらい鈍いことがわかる。次にアーロンはナイフを腕を突き刺すが、骨を深く切れないとわかる。また彼は水を飲み干すとやむ得ず貯めていた自分の尿を飲んでしまう。彼が自分の命が死にゆくのを感じ始めると、ビデオ日記はますます狂っていった。彼は自分の家族、元恋人との思い出、事故前の2人のハイカーのことを夢に見始めるようになる。死を目前にし、彼は、これまでの人生のすべてがこの峡谷での孤独の状態に向かうように運命づけられたのだと悟るのだった。

死を直前に悟った時、どうするか。
 「岳」を観ていた時も思うところはありました。
山で遭難した時、僕ならどうするか。
死が目の前に近づいている時、僕ならどうするか。

学生の時、北アルプスで滑落した。
あのとき、雪原を滑り落ちながら、僕はすべてを早々に諦めていた。
とにかく落ちるがままだった。

僕はなんでも諦めが早い。
もし100mの高さで鉄棒にぶら下がっていたら、早々に手を離してしまうかも。
生きる可能性があるなら生きる。
でもダメなら?
これが自分の運命なんだと素直に受け入れるだろう。

映画は冒頭で早々に主人公のアーロンが岩と壁に手を挟まれる。
ストーリーはとにかく手が挟まれた状態でずっと続く。
この展開「World Trade Center」を思い出した。
あの映画も物語の半分以上は崩れ落ちたがれきに挟まれた状態で続く。

三歩は言ってた。

「山に捨てちゃいけないもの。ゴミと命。」

そりゃあわかる。
決して捨ててるんじゃない。
運命を受け入れてるんだ。
生きようとした結果なら、それでいい。

最後はどんな決断を下すのか!?

飲み会より面白い。

でも、血に弱い人は見ない方がいいかも。。。。
最後は壮絶。。。

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