2012年1月15日日曜日

引き籠もり、読みふける

先日DVDで見た「127時間」は、渓谷で腕を岩と壁に挟まれた状態でストーリーは続いた。
僕の休日は小さな自分の部屋で1日のストーリーが続く。

今日はギターを弾いてキャンプソングでも録音しようかと思っていた。
でもその資料を探していた矢先、野外教育の本が何冊か出てきた。

結局今日はそれを1日読みふけっていた。


「ティーチング イン ザ アウトドアーズ」。
僕の野外教育の原点となった本。
大学ではまずこれを中心に勉強が始まった。
北イリノイ大学のドナルド・ハンマーマン教授(本書ではそう書いてるけど、実際はハマーマンだと思う)と弟のウィリアム、妻のエリザベスによって書かれた書。初版は1964年。
北米の77以上の大学、野外教育関連の施設で教科書として使われている。
野外教育も日々進化していてここに書かれていることは必ずしも現代の野外教育に足る情報とは言えないが、野外教育の基本であり学んでおくべきことが綴られている。

読み返してみると、ずいぶん忘れていることもたくさん。
この僕が珍しくペンで書き込んだりもしてあった。
すでに60年代にパッケージドプログラムの概念はできあがっていて、OBIS(自然を学ぶためのパッケージドプログラム)なども紹介されている。
読み進めていくうちにいろんなことが思い出された。
ああ、こんなことも学んだな〜、こんなこともやったな〜、
大学生活のこと、みんなですごした蔵王キャンプ、雪上キャンプ、教授にくっついてあらゆるプログラムに参加させてもらった4年生、夜中まで仲間とゼミ室に籠もって奮闘した卒論。
今の生活、仲間、すべての原点はここにあった。
教科書はすでに何回も開かれてページが外れてしまいそう。

他の教科書も出てきた。
これには実際のプログラムやその進め方、キャンプソングなどが満載。
IOREシートを使うまでは、これを使ってプログラムのネタを探していた。

いかん、キャンプソングを探してるんだった(笑)。
結局ギターは弾かず、読みふけって日は暮れてしまったよ。。

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