2012年5月3日木曜日

メールの嫌なところ

僕はメールを打つのが面倒くさい。
その性格を知っての上で聞いて欲しい。

今や時代はE-Mailの時代。
なんの連絡をするにも、
電話よりメール。
手紙よりメール。
矢文よりメール。
ファックスよりメール。
書類を送るのもメール。
お知らせもメール。
気持ちを伝えるのもメール。
相手を振るのもメール。
相手と顔を合わせずに言いにくいことを言える絶好の隠れ蓑、メール。
顔を合わすことなく相手を傷つけることのできるナイフ、メール。

実際、僕はメールがあまり好きじゃない。
元々筆無精だった僕がメールになったからってスラスラメールを打つわけない。

メールは相手の顔が見えないから不安。
送った相手から返事が来ないと、相手の顔も見えないし気持ちがわからないからつい悪い方向に考える。

今日はボランティアの関係でたくさんのメールを送った。
約1時間以内に返ってきたメールは1通だけだった。
メールは瞬時に相手のところに届く。
つまり、早ければ数秒後には相手は読んでいるのだ。
そんな瞬間的に送れるメッセージが1時間、2時間、1日、1週間と返って来ないと、不安になるのは当たり前だと思う。
もし送って数秒後に相手が読んでいるとしたら、理由はわからないけどずっと放置されているわけだ。

時間が経つにつれ、不安はどんどん大きくなる。

「もしかして、嫌われてるのかな?」
「まったく相手にされてないのかな?」
「もしかして、僕だけが大騒ぎしてるだけ?」

不安は次第に大きくなり、なんだか疎外感を覚えてくる。

きっと相手はそんなに深刻に思っていない。
そのうち返事を返せばいいやと思っているかもしれない。

もし自分が「これは大切」と思っているメッセージを相手に送ってずっと返事が来なかったらどう思うんだろう。

僕はメールを打つのは面倒くさいけど、メールが届くと「早く返事を打たなくちゃ」と焦ってしまう。
「自分がそう思う」からますます不安になるんだろうと思う。

すぐに返事を返せと言ってるわけではない。
返ってくる人は返ってくるし、返さない人は返さない。
返さない人に期待してもしかたない。なにも期待しない方が気が楽。

ただ僕が、こういう理由からメールが嫌いなだけ。
メールがないとコミュニケーションできない時代なんて、本当に面倒くさい。

携帯もパソコンもなくたって、なにひとつ不自由ない時代があった。

こうやって頭の固いオヤジになっていくんだね(笑)。

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