2012年5月6日日曜日

Let it Be

今日はずっとベースの音入れ。
前にも書いたけど、ジャズベにしてから音が安定して弾きやすい。
というか、「弾く気」になる(w

ここんとこ、自分たちの活動のことをいろいろと考えている。
きっかけはコンサートの司会の話からだった。
今回指名された僕と同期の女の子は第1回目のコンサートの司会だった。
14年ぶりの司会。
司会のオファーがあったとき、僕と彼女は「え?」と最初のリアクション。
そりゃそうだ。なぜ今更僕らなのかがわからなかった。
よほど司会の候補がいなかったか、少ないボランティアをできるだけサポートに回らせたいか。
そう考えるとわからなくもない。

しばらく「なぜ今僕らなのか」を考えてた。
やりたくない訳じゃないですよ。理由が思いつかなかったんです。

もうかれこれ10年近く前から、今の活動を若い世代の人たちに引き継いで欲しいという思いがあった。
いろいろやってみるけど、結局まだ僕らが中心になってやっている。

ここんとこボランティア集めでいろんな人とも話す機会があり、何人かからはこう言われた。

「どうやったらいいかわからないもの」
「私たちじゃこんなコンサート無理ですよ」
「先輩たちのつながりがあるからこのコンサートがあるんです」
「今の世代が終わったら、それで終わりってことで。」

どうやっていいかわからないなんて、僕らが第1回をやったときなんか右も左も上も下もわからなかった。
最初からなにもかもわかってるやつなんて神様以外にいない。
つながりだって、最初からあったわけじゃない。のほほんとしてたらつながっていった訳でもない。それなりに努力や苦労もあった。

ひとつだけ大きな違いを言うなら、例えばコンサートはきっかけこそは地元の先達の一声だったけど、やらされていたわけじゃない。僕らはそれを「やりたい!」と思ったからこそ動き始めた。
地元の関係先に協力を求めて奔走した。
ボランティアを集めるためにも奔走した。
すべては自分たちが「やりたい」と思ったから。

僕ら(僕だけかもしれない)が求めているのは自ら「俺、やります!」「私、やります!」と立ち上がってくれる人なんだと思う。

そういってくれる人が出てこない限りは、僕らの活動も僕らがエンジンを止めてしまえば止まってしまうんだろうな。と思った。

ここ数日考えてて、「それでもいいか」と思い始めた。
僕らがやりたくて始めた活動だ。
次の世代が立ち上がってくれないなら、そこで終わればいい。
そしてまた誰かが「やりたい!」ことができたなら、そこからその人たちが新しいことを始めればいい。
僕らの考えを押し付けることはない。
なんだ、考えてみればすごくシンプルなことだった。

だから「僕らはまだここにいる」。
僕自身がこの活動を「やりたい」から。

だから僕は司会をやる。僕はみんなを笑顔にしたいから。
本当に潮時を感じたら前田敦子ばりの「卒業宣言」をしますよ(w
そしてエンジンを止めよう。
それで車が走るのをやめれば、それまでだ。


Lte it Be.


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