2012年7月4日水曜日

声に、磨きに磨きをかけて

昨夜はとりつかれたようにミックスダウン処理をしてました。

昨夜は女子たちの歌声を中心に調整。
女性は歌う際に喉で歌う傾向があり、全体的に線の細い声になりがちです。
お腹から声を出せば張りのあるパワフルな声になるのですが、喉で歌ったときの高音域の伸びも女性の声の魅力のひとつです。
今回はそれを徹底的に磨いて磨いて魅力アップ!
女性を美しく見せる、メイクさんのような気分です(笑)。

さあ、これから美しい女性をもっと魅力的にする、とっておきのメイク法をご紹介します(笑)。

まずはイコライジングです。
クレンジングじゃありません(笑)。
まずは声の中心となる柱の部分の周波数(1~3KHzあたり)を押し上げます。
ここをピークにして、倍音部分(6KHz前後かな)を上げて透き通るブレス感ときらびやかを加えます。
最後に低音域(400Hz~700Hzあたり)を若干持ち上げて、声全体の安定感を出します。
あとはQ値(EQのかかり幅)を調整してできあがり。
お、透き通る感じがありながらも芯があり、安定感のある声で前に出てきました。
AKBで言うなら、神7のセンターになったようなものです(笑)。

あとはセンターで圧倒的な存在感を見せ付けましょう。
美しくなった肌のハリツヤを出す作業です。
ここで登場するのが、はい!コンプレッサー!
お肌(声)の弛み(強弱)を整え、全体的にハリとツヤを与えます。
今回は特に弛んだ部分(声の弱い部分)を押し上げるためにスレッショルドを少し高めに。
すると出すぎた声は適度に抑えられ、弱かったり小さかった部分の声は全体的に押し上げられて均一になりました。
いわゆる「圧縮」をかけるわけですね。
これによって全体の音圧が上がり、声にハリツヤが出てきます。

さ、仕上げにその子ばりのマイライト(リバーブ)を照らしてしっとり感を出しましょう!

あとは全体(演奏)に馴染ませるようにレベル調整してできあがり!

お~!元々いい素材の彼女たちなので、一気に魅力的になりました!

こんなかんじです(笑)。

女子たちをいじくりまわした、楽しい夜でした(笑)。

すごくいい感じに仕上がったよ。
これはいい!!

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