2012年7月3日火曜日

せひ一度、大分へ。

僕の田舎、大分県は記録的な豪雨に見舞われ、日田市や耶馬溪など山間部を中心に川が氾濫して大洪水になっているようです。

僕の実家は臼杵ですが、今日、心配になり実家に電話しました。
親父が出たけど、特に被害もなく、大丈夫だったようです。

僕の実家は山の中腹にあり、川が氾濫してもまったく問題ありません。
地盤もかなり固い場所で、山崩れなどの心配もない場所です。

小さい頃は家までの急な坂道が本当に面倒くさくてしかたなかったのですが、自然災害に対する立地としては非常にいい場所に建っていると思います。

なんとなく最近は両親のことが気になっています。
これまでこれといった大きな病気もなく、本当に健康に過ごしてきた両親。
それは豊かな自然の幸ときれいな空気、おいしい水が少なからず健康をもたらしているのでしょう。

両親の生き方を今思い起こしてみると、本当にストレスを溜めない生き方をしていたんだなと思います。
両親があまりイラッと来ているところを見たことがありません。
思考もすごくスローで、いつも冷静に判断をし、自然界と上手な生き方をしていました。

僕は都会に来てそんな生活をすっかり忘れてしまっていたようです。

それからというもの、大分に帰りたくて仕方がなかったのです。
両親も70歳を過ぎました。
つまりは祖母も90半ば。
一度ここで顔を見ておきたい。
親父とじっくり飲みながら話したい。
そんな気持ちがこみ上げてきたのです。

正直、親父とはあまり腹を割った話をしたことがありません。
仕事はどうなのか、景気はどうだ、生活はどうだ、そんな話程度です。
あまり生き方とかを強制する人ではないし、ただひとつ言ったことは「正直に生きなさい」それだけでした。

僕は正直に生きているだろうか。
まったく自信はありません。

なんかね、今回は呼ばれているような気がしたんだ。
それで夏のキャンプも2日間は出張でつぶれるし、この機会だから申し訳ないけどキャンプを休ませてもらい、大分へ帰ることにしました。

自然豊かな城下町、臼杵。
小京都のような町並み。
海もあるし山もある。
自然の幸も豊富。
大分の名峰もすばらしい。
美しい峰峰を歩くことのできる久住連山、冬は霧氷、春はミヤマキリシマが美しい鶴見岳、別名豊後富士の由布岳。
いつか僕の親友たちを案内したい場所です。

あ、高崎山の猿たちも(笑)。

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